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平成23年7月新潟・福島豪雨の際に新潟地域で浸水被害の拡大を防ぐため農業水利施設が活躍しました
新潟地域の排水機場の稼働概要
平成23年7月27日から30日にかけて発生した「平成23年7月新潟・福島豪雨」により、海抜ゼロメートル地帯が多い新潟地域で排水路の水位が上昇したため、多くの排水機場が稼働しました。これにより、農地や宅地などの浸水被害が軽減されました。
このように農業用排水機場は、農地のみならず宅地の浸水被害防止の役割も担っています。 図 主な排水機場の位置図
主な排水機場の稼働状況
「平成23年7月新潟・福島豪雨」の際には、7月28日から31日にかけて新潟地域の主な排水機場のポンプにより、13,566万t(およそ東北電力ビッグスワンスタジアム68杯分)の雨水を排水しました。
排水機場 名称 |
ポンプ設置台数 (台) |
7月28日(木曜日) | 7月29日(金曜日) | 7月30日(土 | 7月31日(日 | ||||
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最大運転台数 (台) |
排水量 (万t/日) |
最大運転台数
(台) |
排水量
(万t/日) |
最大運転台数
(台) |
排水量
(万t/日) |
最大運転台数
(台) |
排水量
(万t/日) |
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(1)新井郷川 | 5台 | 5台 | 845万t/日 | 5台 | 928万t/日 | 5台 | 912万t/日 | 5台 | 798万t/日 |
(2)親松 | 4台 | 4台 | 485万t/日 | 4台 | 479万t/日 | 4台 | 506万t/日 | 4台 | 140万t/日 |
(3)白根 | 4台 | 4台 | 233万t/日 | 4台 | 243万t/日 | 4台 | 328万t/日 | 4台 | 344万t/日 |
(4)覚路津 | 4台 | 4台 | 239万t/日 | 4台 | 264万t/日 | 4台 | 426万t/日 | 2台 | 66万t/日 |
(5)大秋 | 7台 | 3台 | 119万t/日 | 6台 | 234万t/日 | 7台 | 482万t/日 | 3台 | 46万t/日 |
(6)中部 | 4台 | 3台 | 110万t/日 | 4台 | 184万t/日 | 2台 | 146万t/日 | 4台 | 275万t/日 |
(7)萱場 | 3台 | 1台 | 18万t/日 | 3台 | 118万t/日 | 0台 | 0万t/日 | 3台 | 51万t/日 |
(8)新川河口 | 6台 | 4台 | 1,028万t/日 | 5台 | 1,173万t/日 | 6台 | 1,645万t/日 | 4台 | 701万t/日 |
合計 | 34台 | 28台 | 3,077万t/日 | 35台 | 3,623万t/日 | 32台 | 4,445万t/日 | 29台 | 2,421万t/日 |