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ため池の役割

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0055509 更新日:2019年3月29日更新

ため池とは

 ため池とは、お米を作るのに必要な水を確保するために造られた人工の池で、新潟県内には約6千あります。
 新田開発や用水不足の解消を目的に大半が明治時代以前に築造され、現在も地域の貴重な水源としての役割を果たしているとともに地域の歴史、文化の継承や美しい水辺の空間、生態系の保全など様々な役割も果たしています。

地域の貴重な水源

 農業行うには水がかかせません。ため池の上流の山に降った雨の水を貯め、その水を田んぼや畑に供給しています。

大谷地堤(五泉市)の画像
大谷地堤(五泉市)

歴史・文化の継承

 ため池には、水を確保するため地域の人々が苦労した歴史や伝統行事などが伝えられています。

坊ヶ池(上越市)の画像
坊ヶ池(上越市)

美しい水辺の空間

 ため池は、水面とともに、その周辺の田畑や山林等と調和して、美しい水辺の空間を形成しており、訪れる人にやすらぎを与えてくれます。
ため池の四季

春の画像

夏の画像

秋の画像

冬の画像
冬 中子ため池(津南町)写真提供:津南郷土地改良区

生態系の保全

 ため池には、多くの生物が生息しており、生態系保全の役割も果たしています。

ハッチョウトンボの画像
ハッチョウトンボ

地域の身近な水辺空間

 ため池は、地域の身近な水辺空間であり、地域住民のふれあい・やすらぎの場、環境教育の場として活用されています。

大池・小池(上越市)の画像
大池・小池(上越市)

 

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