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ナシ黒星病の防除対策の実施を呼びかけています
6月下旬におけるナシ黒星病の発生が多く、今後、被害の拡大が懸念されることから、別添の「病害虫発生予察情報・注意報第1号」を発表し、被害拡大防止対策の実施を呼びかけています。
1 発生の状況
(1)発病部位には黒いすす状のカビが発生し(病斑:図1,2)早期に落葉することから、品質の低下や収穫量の減少を招く恐れがあります。
(2)本年は5月後半から発病が多く、6月下旬の発生ほ場の割合は、過去 10 年で1番高くなっています。
(3)向こう1か月の降水量は平年並か多いと予想されており、今後、発病部位からの伝染による被害拡大が懸念されています。
2 呼びかけの内容
(1)防除効果を高めるために、発病した葉や果実は防除前に徹底して取り除き、土中深く埋める等、適切に処分ましょう。
(2)薬剤散布は、耐性菌の発生を抑制するため、同一の作用機構をもつ薬剤の連用は避けて使用しましょう。
3 その他
〇 詳細は、新潟県病害虫防除所が発表する別紙「病害虫発生予察情報・注意報第1号」を御確認ください。
〇 本注意報についてのお問い合わせは、新潟県病害虫防除所までお願いします。
新潟県報道資料 [PDFファイル/117KB]
令和3年度新潟県病害虫発生情報・注意報第1号 [PDFファイル/24KB]
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