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佐渡島の概況
佐渡島は新潟市の西方約45km、本土との最短距離約32kmの日本海に位置する孤立大型離島で、全島が佐渡市の区域となっています。
総面積855.34平方キロメートルを有する全国最大の離島で、島の北部に大佐渡山地、南部に小佐渡山地が平行し、その間には島とは思えないほどの広大な国中平野を形成しています。周囲280.7kmにおよぶ海岸線は優れた自然景観に恵まれており、天然の良港が多くあります。
本土と佐渡を結ぶ交通機関は、新潟港~両津港、直江津港~小木港の2航路があります。
新潟港~両津港には大型カーフェリーとジェットフォイルが就航しており、所要時間は、大型カーフェリー2時間30分、ジェットフォイル1時間05分です。
直江津港~小木港にはジェットフォイルが就航しており、所要時間は1時間15分です。(冬期間は運休があります。)
気候は四季の変化に富み、冬は北西の季節風が強く吹きますが、日本海を北上する対馬暖流の影響で冬の気温が本土より1~2度高く、積雪量も県内で最も少ない地域です。
人口は、昭和25年に125,597人を数えましたが、その後過疎化が進み、令和2年5月1日現在、総人口52,135人となっています。