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佐渡のお魚情報通信(マルソウダガツオ第2号)
今回のお魚 マルソウダガツオ(2回目)
両津市場に水揚げされたマルソウダガツオ
商品サイズは全長30-50cmくらいです。ソウダガツオには、マルソウダガツオとヒラソウダガツオの2種類があり、今回ご紹介するマルソウダガツオは体高が低くて丸い体型をしています。反対に、ヒラソウダガツオは体高が高めで楕円形の体型をしています。これらの特徴の他、ウロコの付き方やえらぶた上の斑紋の形態でも見分けることができます。
佐渡のマルソウダガツオは主に定置網で漁獲されています。今年は昨年より遅めに獲れ始め、漁獲量も少なめのようです。
マルソウダガツオの料理例 お刺身とお茶漬け
マルソウダガツオは鮮度の落ちやすい魚で、主に鰹節へ加工されています。しかし、佐渡では新鮮なものを入手できますので、お刺身で食べることもできます。そこで今回もお刺身にしてみましたが、予想より脂の乗りが少なかったので、一晩漬け汁に漬けた後お茶漬けにしてみました。漬け汁は、醤油、料理酒、みりんを等量混ぜて火にかけ、アルコール分を飛ばした後冷まします。この漬け汁に身を入れて、一晩冷蔵庫で寝かすと漬けになります。これをご飯に乗せ、お茶をかけてノリなどを散らせばカツオのお茶漬けのできあがりです。