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佐渡のお魚情報通信(スルメイカ)
今回のお魚 スルメイカ(マイカ)
両津市場に水揚げされたスルメイカ
本県ではマイカとも呼ばれています。商品サイズは全長15-30cmで、東シナ海で生まれた個体が春から夏にかけて餌を食べながら日本海を北上し、秋から冬にかけては産卵のため、東シナ海に向けて南下します。本県では前年の秋に生まれたスルメイカが5~7月にかけて多く漁獲されます。イカ類ではもっともポピュラーな存在で、お刺身から各種加工食品まで幅広く利用されています。
佐渡では夜間に強力なライトをつけてイカを寄せ、疑似餌で釣り上げるイカ釣り漁のほか、定置網でも漁獲されています。
スルメイカの料理例
今回はイカを炒めて即席ラーメンの具にしてみました。材料はスルメイカ2杯、ニラ1束、にんじん半分、もやし半袋、にんにく1片、料理酒としょう油適量とサラダ油です。これでだいたい2~3人分になります。イカはワタも使いますので新鮮なものを選んで下さい。イカはワタを取り出した後身を一口サイズに切ります。ニラとにんじんは食べやすい大きさに、ニンニクはみじん切りにします。にんじんは火の通りが悪いため、切った後電子レンジで1分程度加熱しておくと柔らかくできます。できたらフライパンにサラダ油を引いてニンニクを中火で炒めます。香りが立ったら強火にし、イカ、イカのワタ、ニラ、にんじん、もやしを入れて料理酒としょう油で炒めます。ワタを入れると濃厚な味になるので、料理酒としょう油は最初大さじ2杯程度にしておき、途中で味をみてお好みに調整して下さい。後はどんぶりに準備しておいた即席ラーメンにのせてできあがりです。