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【佐渡】7月の旬の農産物を紹介します!
「新潟県内唯一の産地 佐渡のゴーヤ」
ゴーヤの着果
産地
佐渡地域は県内唯一のゴーヤ産地で、JA佐渡ゴーヤ倶楽部が栽培しています。赤泊地区から始まった栽培でしたが、近年は新穂、相川、真野、両津地区等に拡大しています。
栽培
1 佐渡のゴーヤは苦みが比較的少ないと言われています。
2 ゴーヤには摘果・葉かき・授粉などの細かい作業がありますが、これら全てを手作業で行っています。
3 農家は水稲育苗後ハウスや露地栽培など作型を組み合わせて、6月上旬から9月下旬まで継続的に出荷できるように工夫しています。
4 収穫時期になると、農家は朝早くから収穫を開始し、曲がり果など出荷できない果実を除き、選び抜かれたものだけを市場に出荷するよう努力しています。
購入方法
佐渡島内のスーパーで購入できます。また、島外のスーパーでも購入可能ですので、ぜひ手にとって食べてみてください。
さわやかな初夏の味覚「佐渡 羽茂産すもも」
すもも
産地
羽茂地区では、5戸の農家が羽茂スモモ生産組合を結成し、約70aで栽培しており、JA羽茂を通じ年間約8tが出荷されています。県内で生産組合を結成している数少ない産地のため、市場からの引き合いが大変強く、希少価値の高い果物です。
特徴
栽培されている主な品種は「大石早生」「ソルダム」の2品種です。最近は大玉の「貴陽」の栽培に挑戦する生産者も出てきました。
「大石早生」は、60g程度の大きさが中心です。果皮が赤くなった頃が食べ頃で、甘酸っぱいさわやかな食味が特徴です。6月下旬頃から出荷が始まります。
「ソルダム」は、90g程度まで大きくなり、糖度と酸味のバランスがとても良いのが特徴で、7月下旬頃から出荷されます。
「貴陽」は200g以上になる大玉の品種で、食感はとてもジューシー、酸味は柔らかく甘味がとても強く感じられます。栽培が難しく生産が安定しませんが、生産者の努力で今後出回るかもしれません。
購入方法
佐渡島内のスーパーで購入できる他、一部は島外のスーパーでも販売されています。
県内でも希少な佐渡の「ネクタリン」!
収穫を待つネクタリン
産地
「ネクタリン」は「もも」の仲間ですが、表面に毛がないのが特徴です。
「もも」は県内では中越・下越中心に栽培されていますが、「ネクタリン」をまとまって栽培しているのは佐渡だけです。新穂地区の6戸が組織化をして丹精込めて生産しています。
生産規模はわずかなので、店頭で見かけたら是非ご賞味ください。
特徴
佐渡の主力品種は「黎明(れいめい)」で、他の品種も含め7月中旬~8月中旬頃まで出荷されます。「もも」とは違ったしっかりした肉質を持ち、甘みと酸味のバランスが絶妙で、好きな人にはたまらない夏だけの果実です。
購入方法
佐渡島内のスーパーや直売所などで購入できますが、数が少ないので売り切れ注意です。