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【三条】灯油の流出事故に注意!
冬季の油流出事故の原因は、ホームタンクが多い!
令和元年度は灯油などの油流出事故が県内で193件(うち発生源が判明したものは142件)発生しています。
発生源が判明したもののうち、ホームタンクからによるものが51%を占めています。
灯油を取扱う機会の増える冬季は特に事故件数が増加しています。
最近3カ年 月別発生件数
令和元年度 油流出事故 発生源別内訳
令和元年度 油流出事故 発生原因別内訳
ホームタンクからの灯油の小分け中はその場を離れないで!
ホームタンクからポリ容器などに灯油を小分けにしている途中で、その場を離れたため、灯油が流出してしまったという事故が近年多発しています。
灯油を小分けする際は、絶対にその場を離れないでください。
小分けした後は、タンクのバルブをきちんと締めてください。
流出事故を起こしてしまったら
- タンクの元栓を締める
- 水路などに灯油が流れ出ないよう応急措置
新聞紙やタオルにしみこませる
※水路等へ流出した灯油に台所用洗剤をまいても、油が細かく分かれるだけで油自体は消えません!逆に環境汚染につながる場合がありますので、安易に使用しないようにしてください。 - 行政機関へすぐに連絡!!
最寄の消防署、市町村や環境センターに連絡しましょう
流出事故によって川などに灯油が流れ込むと、水道の断水、農業・漁業への被害、環境汚染などがいろいろなところに影響が
さらに、オイルフェンス、吸着マットなどで処理が必要な場合、原因者に費用の請求が行われる可能性も!!
河川に流出した油
油の処理
~積雪の多い新潟県、次のことにも注意しましょう~
灯油タンクは落雪の恐れがある場所に置かないでください。(落雪によりレバーが開くことがあります。)
灯油タンクからの配管がある場合、積雪の重みで配管が破損することがあるので、こまめに除雪してください。なお、除雪の際に配管を傷つけないよう注意してください。
給油中の合い言葉!!