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笠原 伸司(Kasahara Shinji) 本目立て技術(おろし金製造)マイスター

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0355688 更新日:2021年3月19日更新

笠原士の肖像

にいがた県央マイスター
笠原 伸司(かさはら しんじ)
認定称号:本目立て技術(おろし金製造)

プロフィール
昭和46年生まれ
勤務先:株式会社ツボエ

平成5年に株式会社ツボエに入社。
難加工材のステンレスやチタンの「おろし金」の本格生産に取り組む。
平成22年 株式会社ツボエ代表取締役社長に就任。

「本目立て技術」の適用範囲を広げることで伝統技術を継承していく。

 検査職人としての経験や勘に頼っていた加工条件を精緻に把握し、厳密な定量化により、今まで銅にしか施せなかった「本目立て」をステンレスやチタンなどの難加工金属に適用することに成功。これにより本目立てによる多種多様なおろし刃を精密かつ安定的に製造できるようにした。

 また、平面だけでなく曲面に対しても本目立てを施す技術を確立。微細かつ精密なおろし刃は家庭用おろし金だけでなく業務用加工機にも利用されるなど、伝統技術である「本目立て」に新たな活用手段の道を開いた。

 子供の頃から工場を遊び場にして育った笠原マイスターは、ものづくりの技術を発展させ、産業界に貢献し続けることが、ものづくりの素晴らしさを若者に伝え、技術を継承する近道と考えている。

マイスターのココがすごい!
 微細かつ精密なおろし刃を緊密かつ安定的に製造するためには、材料や加工器具の温度や湿度、そして鏨の刃先の形状や角度を経過時間にあわせて調整していく作業が不可欠となる。

 長年にわたり蓄積したデータと、本目立て職人としての経験と技を使い、最適な加工条件を維持することで、今まで誰も成し得なかった多種多様なおろし刃の安定生産を実現している。


本目立てのおろし刃は、鏨(たがね)でひと目ずつたたいて刃を彫り起こして作られる。

 本目立て

 表 裏

 

製品情報

箱

    ツボエの極上おろし金 箱-hako- 

問い合わせ先

株式会社ツボエ
・電話:0256-64-2772
・Fax:0256-64-2778
・URL:http://tsuboe.co.jp/<外部リンク>

笠原伸司マイスター(パンフレットより) [PDFファイル/649KB]

笠原伸司マイスター紹介動画<外部リンク>

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