本文
中野 信男(Nakano Nobuo) 電解研磨マイスター
にいがた県央マイスター
中野 信男(なかの のぶお)
認定称号:電解研磨
プロフィール
昭和24年生まれ
勤務先:株式会社 中野科学
昭和52年 中野化学工業所(現(株)中野科学)に入所
昭和56年 (株)中野科学 代表取締役に就任
平成21年 新潟県技術賞受賞(難研磨金属材料に対する電解複合研磨技術)
その他、アルミニウムに関する研究で博士(工学)の学位や特許を取得
「電解研磨」の処理技術を科学的・工学的に解明し、高機能な表面処理技術の応用領域を広げた第一人者
父親が創業した中野化学工業所(現(株)中野科学)に入所後、金属表面処理について独自技術の研究・開発を続け、アルミニウムやチタンなどの難研磨金属材料の電解研磨技術を確立。
あわせて、各種分析測定機器を用いた定量的な品質管理を行うことにより、ナノレベル(1ナノメートル=百万分の1ミリメートル)の精度管理を実現。
特に、異物混入防止に高い精度が求められる半導体製造関連部品や医療機器関連部品などの表面処理に電解研磨技術を応用し、国内企業の製品開発に貢献。
現在も社員とともに、県内外の大学や企業等との共同開発に精力的に取り組み、新たな金属加工の技術を開発・進化させ続けている。
マイスターのココがすごい!
電解研磨のアナログ的要素を科学的・工学的に解明する試みを積み重ね、可能な限りデジタル化することにより、新しい高機能な産業応用を見いだしている。すなわち、電解研磨の分野にDx法を世界で初めて展開することに成功している。この功績はマイスターの世界に新しい息吹を与えるものである。
〔にいがた県央マイスター選考委員長(新原晧一 長岡技術科学大学名誉教授)推薦理由〕
【電解研磨とは】
研磨する金属製品を電解液に浸して通電し、金属表面を溶解させることで研磨効果を得る。(図1参照)
バフ研磨などの物理的研磨では除去しにくい異物や微細汚れが除去され、耐久性の高い平滑でクリーンな表面となる。
〔電解研磨前〕 〔電解研磨後〕
問い合わせ先
株式会社 中野科学
・電話:0256-62-2548
・Fax:0256-62-3880
・URL:https://www.nakano-acl.co.jp/<外部リンク>
中野信男マイスター(パンフレットより) [PDFファイル/145KB]
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)