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ミルクボランティアを募集しています【新潟県動物愛護センター】
ミルクボランティアとして活動していただける方を募集しています。ぜひ御協力をお願いします!
ミルクボランティアに預けた子猫たちは、人間と一緒に生活する上で必要な社会化をミルクボランティアの家で経験し、譲渡に適した大きさ(生後8週齢)まで成長してからセンターに戻ってきます。
※社会化期とは、生後2週齢~16週齢にかけて社会性を身につける時期と言われています。特に9週齢までは子猫にとって様々な経験をして性格や運動能力を形成する大切な時期です。猫同士でじゃれ合って力加減を学んだり、他の猫との接し方を身につけます。人間とのふれあいをすると人間を仲間と理解し人懐っこい性格に育ちます。
1 ボランティア活動内容について
(1)預かっていただく動物
生後8週齢未満の子猫
※社会化のためにも、兄弟・姉妹等の同腹の動物を預かっていただきます。
(2)ボランティアにお願いすること
- ○概ね生後8週齢(固形フードが食べられるまで)まで飼育し、センターにお戻しいただきます。
- ○授乳が必要な幼齢猫の場合、1日5~6回の授乳、給餌、排泄の補助
- ○日々の健康管理 等
- ※詳細については、オリエンテーションで説明します。
- ※ミルク等のフード類・哺乳器などは支給します。また、体重計などの日々の健康管理に必要な物資は貸し出しますが、ボランティアに負担していただくものもあります。(猫用トイレ、猫砂、交通費等)
(3)主な応募条件(詳細は募集概要を参照)
- ○県内在住の成人の方で、ペットの飼育が可能な住宅に住んでいる方
- ○センターへ動物の送迎が可能な方
- ○動物を適正に飼育できる環境であり、家族の同意が得られている方(後日、飼育場所を現地確認します)
- ○既にペットとして犬又は猫を飼育している場合、次のことを行っている方
- ・狂犬病予防法に基づく犬の登録と予防注射を行っている方(犬の場合)
- ・室内のみで飼育している方(猫の場合)
- ・混合ワクチンの接種、不妊去勢手術を行っている方(犬又は猫の場合)
- ○事前に実施するオリエンテーションを受講できる方 等
※オリエンテーションは新潟県動物愛護センター(長岡市関原町1丁目2663-6)で行います。日時は応募者の方に別途お知らせします。
2 応募方法
- 応募用紙の郵送又はFAXをお願いします。なお、応募用紙は以下からダウンロードしてください。
- 【応募用紙の送付先】
- 〒940-2035
- 新潟県長岡市関原町1丁目2663-6
- 新潟県動物愛護センター
- FAX:0258-21-5502
3 年度別実績
さらなる殺処分数の削減を進めるために、保護された子猫を生後8週齢まで預かってもらうミルクボランティア制度を2016年度に開始しました。
ボランティアに預けた猫の頭数と回数
子猫の譲渡数と死亡・殺処分数の推移
子猫の死亡・殺処分率と譲渡率の推移
年々ボランティアさんの飼育スキルが向上しており、今まで助けることができなかった幼齢な子猫達が健康に育ち、多くの方に譲渡されています。ボランティアさんに預けた子猫は、多数の猫がいるセンターでの飼育と比較して感染症のリスクが少ないため健康状態が良く、人に馴れてセンターに戻ってくることが多いため、センターに戻った後も比較的速やかに譲渡されます。また、預けている間は職員による世話や治療の負担がなくなり、成猫を人に馴らすことに時間を費やせるようになりました。
ミルクボランティア活動報告会を開催しています
毎年、動物愛護センターでミルクボランティア活動報告会を開催しています。センターの獣医師から活動実績の報告等を行い、ボランティアさん同士やセンター職員との交流、意見交換も兼ねてグループワークを行っています。預かり中に子猫によくあるトラブル(下痢やカゼ症状、低血糖等)についての対処法や注意点等を課題として、初心者から中級、ベテランのボランティアさん同士で意見を出し合い、各班の獣医師が解説して、非常に有意義な時間となっています。
ミルクボランティアの皆さま、今後とも不幸な命を減らしていくために御協力をお願いいたします。
ミルクボランティアをはじめ館内ボランティア、譲渡ボランティアも随時募集中です。興味のある方はセンターまでお問い合わせください。
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