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【新発田】光化学スモッグにご用心。
光化学スモッグ(オキシダント)とは?
自動車や工場などから排出される大気汚染物質(窒素酸化物や揮発性有機化合物など)が、太陽の強い紫外線を受けることにより光化学反応を起こし、「光化学オキシダント」と呼ばれる酸化性物質が生成します。
気象条件によっては、この光化学オキシダントにより、白くもやがかかったような状態になることがあり、この状態を「光化学スモッグ」と呼んでいます。
光化学オキシダントは、春から夏にかけて、気温が高く、日差しが強く、風があまりないような日に高濃度になる傾向にあります。
高濃度のオキシダントは、人(特に子供や高齢者)の目や呼吸器などを刺激することから、健康被害が発生する場合があります。
光化学スモッグによる健康被害にはどんなものがあるの?
高濃度のオキシダントは粘膜を刺激するため、「目がチカチカする」、「のどが痛い」などの症状を起こすほか、場合によっては、頭痛、はきけ、息苦しいなどの症状が出ると言われています。
健康被害への対処方法!!
屋外で運動している場合は、運動をやめて屋内に入り、窓を閉めて安静にしましょう。また、目やのどに刺激を感じたら、水道水で顔や目を洗うとともにうがいをして刺激物質を洗い流しましょう。なお、症状がとても激しかったり、洗い流した後30分程度様子を見ても症状がなくならない場合には、医師の診断を受けてください。
被害予防方法!!
県では、さまざまな地区でオキシダント濃度を常時監視しており、オキシダント濃度が上昇すると、注意報等を発令して、県民の皆様へ注意喚起しています。注意報等が発令された場合には、仮に上で述べた症状がなくても、屋外での運動は中止し、できるだけ外出を控えるようにしましょう。
※なお、オキシダント濃度の測定結果や測定地点などの詳細な情報については、以下のページから御覧いただけます。