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【新発田】湛水防除事業
1．事業の役割と効果
この事業は、市街化や地盤沈下などが原因で、排水条件が悪化し、湛水被害が発生している地域において、排水路や排水機場の整備を行う事業です。これにより、農地及び農業施設はもとより、公共施設や家屋についても、豪雨などによる被害を軽減することが可能となります。
2．湛水被害の例（平成10年8月の豪雨）
阿賀野市島田付近
阿賀野市大野地付近
乙、島田完了
3．実施事業の紹介
（1）落堀川地区
地区概要
新発田市と胎内市を流れる排水路5路線（十文字川・大井川・小堀川・伊勢堀川・堀川、L=13.0km）の改修（一部新設）と排水機場3ヶ所（十文字排水機場・小堀川排水機場・伊勢堀川排水機場）の新設を行うことにより、落堀川周辺地域の湛水被害を解消します。
- 受益面積 1,813ha
- 流域面積 4,058ha
- 総事業費 218.5億円
完了・実施中の路線
| 路線名 | 事業量 | 工期 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 十文字川排水路 |
|
昭和59年～平成34年 | 実施中 |
| 大井川排水路 | 排水路 3,930m | 昭和59年～平成34年 | 実施中 |
| 小堀川支線排水路 |
|
昭和59年～平成34年 | 完了 |
| 伊勢堀川排水路 |
|
昭和59年～平成34年 | 完了 |
| 堀川排水路 | 排水路 5,761m | 昭和59年～平成34年 | 実施中 |
位置図
堀川合流部より上流を望む
（2）島田地区
地区概要
阿賀野市（旧笹神村）を流れる排水路1路線（島田排水路、L=2月9日km）の改修を行うことにより、島田排水路周辺地域の湛水被害を解消します。
- 受益面積 106ha
- 流域面積 239ha
- 総事業費 15.8億円
完了・実施中の路線
| 路線名 | 事業量 | 工期 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 島田排水路 | 排水路 2,900m | 平成9年～平成26年 | 完了 |
位置図
島田排水路
（3）新発田東部地区
地区概要
新発田市を流れる、太田川と赤沼川及び加治川流域の一部を計画区域にしています。
導水路2路線L=6,000mを新設し、大雨により太田川上流域で増加した水を導水路で加治川へ排水し、計画区域の湛水被害を防止するものです。
- 受益面積 351ha
- 流域面積 3,878ha
- 総事業費 71.9億円
計画・実施中の路線
| 路線名 | 事業量 | 工期 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 下新保導水路 |
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平成15年～平成32年 | 実施中 |
| 山王導水路 | 導水路 1,500m | 未着手 |
位置図
下新保導水路
（4）安野川地区（1期～7期）
地区概要
阿賀野市を流れる排水路3路線（安野川・大荒川・小里川、L=13.9km）の改修と排水機場1ヶ所（法柳排水機場）の改築を行うことにより、安野川・大荒川・小里川周辺地域の湛水被害を解消します。
- 受益面積 1,151ha
- 流域面積 6,015ha
- 総事業費 454.7億円
完了・実施中の路線
| 地区名 | 事業量 | 工期 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 安野川 | 排水路 350m | 平成10年～平成21年 | 完了 |
| 安野川2期 |
|
平成11年～平成24年 | 完了 |
| 安野川3期 | 排水路 950m | 平成13年～平成23年 | 完了 |
| 安野川4期 | 排水路 720m | 平成14年～平成26年 | 完了 |
| 安野川5期 | 排水路 3,580m | 平成21年～令和4年 | 実施中 |
| 安野川6期 | 排水路 2,150m | 平成24年～令和5年 | 実施中 |
| 安野川7期 | 排水路 3,050m | 平成26年～令和5年 | 実施中 |
| 合計 |
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位置図
空中写真（2014年9月撮影）
安野川地区の関連リンク
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