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【新発田】ストックマネジメント事業
ストックマネジメントとは
用排水路、頭首工、用排水機場等の農業水利施設は、年月が経つと劣化が進み、やがては施設の改修・改築をしなくてはいけません。施設が壊れる前に、劣化や変状の度合いを事前に把握し計画的に補修工事を行うことで、施設の寿命を伸ばし費用を抑えることができます。また通常の点検情報を共有し今後の維持管理に役立てることもできます。これらの取り組みを総称して「ストックマネジメント」といいます。
ストックマネジメントの流れ
ストックマネジメントは、日頃の点検で異常個所や異常の度合い、補修履歴等のデータを蓄積し、それをもとに定期的に点検を続けることが重要です。
管内の実施地区
基幹水利施設ストックマネジメント事業 新発田地区
- 地区概要
西名柄排水機場・道賀排水機場は、平成1年~平成9年に県営大規模湛水防除事業により整備され、湛水被害を解消するための重要な基幹水利施設ですが、造成から年数が経過し排水機場の運転に支障をきたしているため補修・更新を行いました。- 受益面積 389.3ha
- 総事業費 380百万円
- 実施箇所
道賀・西名柄排水機場- 除塵機設備分解補修及び塗装補修 N=5基
- 電気設備等更新及び分解補修 N=1式
西名柄排水機場全景
ゴムベルトの表面がひび割れ、早急な交換が必要。
チェーンや歯車の摩耗により運転に支障をきたしている。
道賀排水機場全景
塗装が劣化している。
ローラが脱落し、早急な交換が必要。