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昭和42年8月28日水害(羽越水害)とは
昭和42年8月28日の豪雨により、新潟県下越地方から山形県西部にかけての広い範囲で河川のはんらん、土砂災害が発生しました。胎内川流域の胎内市(旧北蒲原郡中条町、黒川村)では、胎内川のはんらんや支流小河川の土石流により、あわせて死者・行方不明者46人、重軽傷者275人、住宅全半壊313棟、床上・床下浸水約6000棟という大きな被害を受けました。
※奥胎内ダムは画面外約10キロ上流(右側)
胎内川本流沿いの被害の状況
胎内川本流域は翌日もなお濁流の猛威が続く、夏井川原の頭首工は工事なかばに連続災害を受け、川合農場の稲もまたもやベッタリ。(旧黒川村夏井付近)
胎内川夏井頭首工
胎内川夏井頭首工位置
名橋樽ヶ橋は、アーチ型の堅ろうさを示したが、両岸の取付道路と下赤谷村道がバッサリもぎ取られた。(旧黒川村下赤谷)
胎内川樽ヶ橋
胎内川樽ヶ橋位置
濁流にさらされる神社(旧中条町鴻ノ巣)
鴻ノ巣地内神社(29日)
鴻ノ巣地内神社位置
避難 あたり一面は腰までの水。着の身着のままで避難するのが精一杯。忘れさっていた川舟が思わぬ時に役に立つ(旧中条町高畑地内)
旧中条町高畑地内
旧中条町高畑地内位置
出典
- 「豪雨のつめあと 8.28羽越水害の記録(昭和43年8月 中条町発行)」
- 「8.28水害の記録 土石流(昭和43年3月 黒川村発行)」
(写真・文とも)
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