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3月の旬

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0125609 更新日:2023年11月21日更新

ワカメ

特徴

 コンブ科の海藻で、ほぼ日本全国の沿岸に分布しています。
 昭和40年頃より本格的に養殖が始められ、今では大半が養殖によって生産されています。なお、天然物と養殖物に品質的な差はほとんどありません。

 海に生えているときは褐色ですが、湯通しすると鮮やかな緑色に変わります。

主な産地の紹介

 県内産ワカメは、約3割が天然物、約7割が養殖物となっています(平成18年)。
 天然物の3~4割は上越地方、6~7割は佐渡地方で生産され、養殖物は9割以上が佐渡地方、残りは粟島と上越地方で生産されています。

ワカメの収穫作業(養殖)の画像
ワカメの収穫作業(養殖)

県産の出回り状況

 県産ワカメの大半は乾燥ワカメとして出荷されますが、収穫期の2月から5月頃(盛期は3月)には一部生ワカメとしても出荷されますので、小売店等の店頭で生ワカメにお目にかかれることと思います。

 県産品は身が柔らかいことが特徴ですので、是非ご賞味ください。

おいしい食べ方

 ワカメはおみそ汁やスープ、海藻サラダなどでお馴染みですが、ここでは簡単にできる炒め物を紹介します。
 彩りも綺麗で、春らしい一品です。

ワカメと卵の炒め物の作り方

材料

ワカメ (約100グラム)、 タマゴ (2コ)
カニかまぼこ (4本)、 白髪ねぎ (適量)
しょうゆ、コショウ

作り方

  1. カニかまぼこを、適当な幅に切り、ほぐします。
  2. タマゴをほぐし、カニかまぼこ、しょうゆ、コショウを加え、炒り卵をつくります。
  3. タマゴを皿に取り、ワカメをサッと炒めます。
  4. タマゴと混ぜて、皿に盛ります。
  5. 白髪ねぎを添えて、完成です。

ワカメと卵の炒め物の作り方の画像

知っていますか?ミニ知識

メカブとワカメの関係って・・・?

 実は、「メカブ」はワカメの一部ということをご存じでしたか?
 ワカメは成長すると茎のもとにメカブ(布株)と呼ばれる胞子をつくる場所ができます。
 スーパー等で売られているメカブは、この部分だけを切り取ったものなのです。

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