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新しい乗組員を迎えるために ~漁業就労環境を改善しましょう!~
安心して働ける漁業の職場づくりのポイントをまとめたリーフレットができました
漁業者の高齢化が進んでいる今、安定した漁業経営を続けていくためには新しい乗組員を迎え、漁業に定着してもらうことが必要です。
しかし、今まで家族経営が中心だった漁業では、労働条件や保険等の就労環境が明確に示されていないことが多く、一部の就業希望者やそのご家族から不安の声が上がっていました。
このページでは、新しい乗組員を迎えるために重要となる、就労環境改善のためのポイントを紹介します。
※2018年11月22日 5つめのポイントとして、安全な労働環境を整えましょう!を追加しました。(リーフレットは今後更新予定です)
労働契約を締結しましょう!
- 乗組員を雇用する際は、労働条件通知書により重要な労働条件を書面で示して労働契約を締結しましょう。
- 求人を出す際にも、労働条件を明確にする必要がありますし、就業希望者の不安解消にもつながります。
- 【参考】労働条件通知書などの様式が掲載されていますので参照してください(厚生労働省ホームページ)<外部リンク>
安全衛生教育を行いましょう!
- 漁業は危険を伴う作業が多く、就業希望者は不安を感じています。
- 乗組員を雇用した場合や作業内容を変更した際には、業務に関する安全・衛生のための教育を行ってください。
- 【参考】職場の安全に関する総合情報(厚生労働省ホームページ)<外部リンク>
労働保険・社会保険に加入しましょう!
- 労災保険や雇用保険等の労働保険は、法人事業所だけでなく個人事業所でも加入が必要となる場合があります。
- 健康保険や年金保険等の社会保険は、法人事業者は必ず必要で、個人事業所も任意で適用となる場合があります。
- 乗組員の生活を守るため、必ず手続きを行いましょう。
- 【参考】労働保険制度に関する情報が掲載されています(厚生労働省ホームページ)<外部リンク>
就業規則を定めましょう!
- 就業規則とは、労働条件や職場内の規則(勤務時間、休暇制度、賃金、退職等に関するルール)を定めたものです。
- 就業規則を定めておくことにより、船主と乗組員間のトラブル防止につながります。
- 【参考】就業規則のモデルが掲載されています(厚生労働省ホームページ)<外部リンク>
【2018年11月22日追加】安全な労働環境を整えましょう!
- 一般社団法人全国漁業就業者確保育成センターでは、漁業の労働環境の改善や海難事故の減少等を図るため、「安全推進員」の養成を行っています。
- 乗組員が安心して働ける職場づくりのため、船の設備の点検や危険個所のチェックを行いましょう!
- 【参考】労働環境の改善や海難事故防止に関する情報が掲載されています(一般社団法人全国漁業就業者確保育成センターホームページ)<外部リンク>
就労環境改善啓発リーフレットを作成しました!
このたび、漁業への就業環境改善をPrするリーフレットを作成しました。
ぜひご覧ください!
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