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新ブランド 新潟のどぐろ「美宝」誕生!
高規格基準を満たした新ブランド 新潟のどぐろ「美宝(びほう)」
令和6年6月17日、新潟県は高規格基準を満たしたのどぐろを「美宝(びほう)」と名付けてブランド化していくと発表しました。
専用ページリンク 新潟のどぐろ「美宝」<外部リンク>
選ばれし漁師
美宝を漁獲できるのは、選ばれた3港7漁船の熟練漁師のみ。
新潟のどぐろに熟知した漁師たちが、新潟県の美しい宝として、「美宝」という名を誇りを持って名付けました。
桑川漁港 笹川丸
岩船港 栄伸丸
岩船港 光一丸
岩船港 昌栄丸
岩船港 第二福喜丸
岩船港 福栄丸
筒石漁港 八栄丸
※令和6年6月現在
高規格により厳選された新潟県の美しい宝
新潟県産のどぐろのうち、はえ縄(一部の刺網を含む)で漁獲されるのどぐろは「大型」「うろこの剥がれがない」「水揚げ後も色・身持ちがよい」という特徴があります。この特徴を活かし「400g以上」「選ばれた地域、漁師のみが漁獲」「徹底した品質管理」 などを厳選された「美宝」の基準としています。
厳格な基準故に、美宝の漁獲量、流通量は現在のところごく僅かのため、その希少価値は高まっています。
限られたシーンでの美宝との出会いは、美宝の持つ美味しさの魅力をより引き立ててくれます。
夏が旬!
新潟県産のどぐろは一年を通して様々な漁法で漁獲されますが、美宝は産卵前の大型ののどぐろが多く漁獲される7~8月が旬。特に高鮮度でのどぐろを漁獲できるはえ縄漁と刺網漁によって、一尾一尾丁寧に取り上げられ、新潟県の高規格基準をクリアしたのどぐろだけが「美宝」として出荷されます。
漁場が近くその日のうちに市場へ出荷
美宝をはじめとした新潟県の魚は、沿岸漁業が主体であることから、日帰り操業で漁獲され、その日のうちに市場へ上場されます。鮮度抜群の獲れたてが美味しいのはもちろんのこと、丁寧に取り扱われた美宝は、調理人の手によって料理の幅が大きく広がります。
一口食べると、新潟県ならではの漁業環境がもたらす鮮度の良さ、美味しさを感じていただけます。
鱗一つ剝がれない徹底した品質管理
「美宝品質」と呼ばれる高規格の基準を設けている美宝。選ばれし漁師たちが、「直接手で触れない」「漁獲後から氷冷し、魚体に氷が直接触れないように荷造りを施す」など徹底した品質管理をこだわり抜いて行っています。
水気が多く、身の柔らかいのどぐろは、わずかな圧力やこすれなどでも身質が変化してしまうデリケートな魚。最高の状態の身質を維持するため、漁師によっては漁獲後に一尾ずつ袋に入れて港まで運ぶこだわりも。鱗が一枚も剥がれない、まさに美しい宝のようなのどぐろは、多くの料理人たちから高い評価を受けており、のどぐろの中でも最高の品質を誇ります。
美宝に取り付けられる専用のタグ
専用タグの背面には漁獲した漁船・港の名前を記載し、漁獲物に対する責任と誇りを示しています。
美宝専用ポスター