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5月の旬 トマト
新潟産の特徴
新潟で4月から6月頃に出荷されるトマトは、冬期間じっくり育ち、4月以降の高日照条件により特に甘くて、おいしいトマトになります。
また、さらに最近では、甘みを追求した高糖度トマト栽培の取り組みもみられます。
主な産地の紹介
新潟での主な産地は、新潟市でハウス栽培されております。主力品種は「桃太郎」などの完熟系となっています。
トマトの出荷は、4月初め頃から12月頃まで続き、1月~3月を除いてほぼ1年間出荷されています。
県内の主な産地
栽培・収穫の様子
現在出荷されているトマトは、1月上旬から2月にハウスに定植され、着果してから収穫まで70~90日かけてじっくり熟したものです。
トマトは最初の果房(果実が3~5個着く房)ができた後、葉が3枚出ると次の果房ができる習性があり、葉→葉→葉→果実と、四拍子の順序で生育し、1株で7果房ほどつきます。
近年では、かん水(水やり)を極端に抑え、果実は小さめながらも高糖度(甘みが高い)なトマトを栽培する方法に取り組む生産者もいます。
知っていますか?ミニ知識
トマトの効能
健康を保つ上でトマトが有効である証として、西洋では、「トマトが赤くなれば、医者が青くなる」とのことわざがあります。緑黄色野菜の一つであるトマトにはビタミンC、カロチンなどが含まれており、ほかの緑黄色野菜とバランスよく、かつ充分に食べることにより老化防止や抗がん作用などがあると言われています。