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8月の旬 もも
新潟産の特徴
7月、8月の日射量の多さが糖度の高いおいしいももの生産に適しています。
8月出荷の「日之出」「あかつき」から9月中・下旬の「白根白桃」まで、バラエティーに富んだ季節の味を楽しめます。
主な産地の紹介
栽培の歴史は古く、寛永年間(1624~43)から天保年間(1830~43)に始まって、明治初期からは全県的に栽培が広がりました。
現在の主な産地は新潟市南区、加茂市、三条市などです。
県内の主な産地
栽培・収穫の様子
完熟直前で、果実表面に少し緑色が残っている状態がももの収穫の適期です。
果実に傷を付けないように手のひらで包み込み、そっと持ち上げると簡単に枝から離れてきます。
日当たりのよい枝先の果実から熟します。
新潟県産の出回り状況
県内の産地は信濃川、中之口川流域の新潟市南区、加茂市、三条市等に集中し、7月中旬から早生の「白鳳」が出荷され始め、8月上旬には「日之出」が出荷のピークを迎えます。また、その後「あかつき」「白桃」に引き継がれ、9月中旬まで出荷されます。
知っていますか?ミニ知識
ももの種? じつは違います
種とみられている硬い部分は「核」と呼びます。
本当の種子は核の中にしっかり保護されています。幼果には核は認められません。核ができはじめる時期を「硬核期」といい、果実発育の転換期にあたります。
このことから、うめやももなどを「核果類」と総称しています。