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8月の旬 トルコギキョウ
新潟産の特徴
白い花弁にピンクや紫の縁取りが印象的な花ですが、様々な花色・型の品種があり、県内でも多数の品種が栽培されています。
主な産地の紹介
県内では新潟市北区(旧豊栄市)が最大の産地で、県全体の出荷量の2~3割を占めています。次いで五泉市、新潟市となっています。
出荷時期は夏季が中心ですが、阿賀野市では、抑制栽培により出荷時期を広げています。
県内の主な産地
栽培・収穫の様子
写真はハウスでの摘らい作業の風景です。摘らいとは、主茎の頂花(一番最初に咲いた花)や、小さいつぼみを早めに摘み取る作業です。
これによって花やつぼみの揃いがよくなり、消費者が購入した後もほとんどの花らいが開花するようになります。
知っていますか?ミニ知識
トルコギキョウ=トルコ+キキョウ?
トルコギキョウという名前は花の形に由来(欧州から導入されたキキョウに似ている花だからという話ですが)したもので、キキョウとは異なりリンドウ科の植物です。原産地はトルコではなく北アメリカ南部です。
非常に花持ちが良く夏の花として定着していますが、新潟では5月から10月頃まで出荷されています。
写真はエクローサピンクフラッシュで、最近多くなった八重咲きの品種です。