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9月の旬 いちじく
新潟産の特徴
健康志向のなか、豊富な繊維、カルシウム等で注目を浴びるようになってきました。血圧降下、健胃、便秘、肝臓病などに良いとも言われる健康食品です。
主な品種は桝井(ますい)ドーフィン、蓬莱柿(ほうらいし)です。9月下旬から11月まで収穫が続きます。
主な産地の紹介
いちじくは紀元前2000年にすでにエジプトで栽培されていたといわれ、日本には17世紀に中国から伝わりました。
新潟では明治の初期に新発田市で栽培が始まったと言われています。
主な産地は新発田市、巻町、大潟町などです。
県内の主な産地
栽培・収穫の様子
いちじくは一枝から10個前後収穫できますが、下段の果実から成熟します。成熟期近くになると紫褐色に着色すると同時に、さらに肥大して果実が下垂してきます。果実のお尻の部分が割れる直前が収穫適期です。
新潟県産の出回り状況
早いものは8月下旬から出回りますが、9月上旬から新発田市、新潟市西蒲区・南区を中心に本格的に出荷され、11月上旬まで続きます。
知っていますか?ミニ知識
いちじくの花は意外な場所に!
一説によると、1日に1果ずつ熟するのでイチジクと呼ばれるそうですが、漢字では「無花果」と書きます。
字のとおり、花は外からは見えません。しかし、果実の内側にたくさんの小花が集合しています。
小果だが味の良い「ブラウン・ターキー」
黄色い早生種「カドタ」