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【十日町】9月24日~30日は結核予防週間です

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0060614 更新日:2023年9月22日更新

9月24日~30日は結核予防週間です

・結核について理解を深め、予防に努めましょう。
・せき・たんが2週間以上続いたり、微熱や体のだるさが続く場合は、
 早めに医療機関を受診しましょう。厚生労働省結核予防週間ポスター

 

結核は過去の病気ではありません!

 ・日本における結核患者は減少傾向です。
  2021年には、結核罹患率(10万対)9.2となり、はじめて10.0未満とする低まん延国となりました。
 ・しかし、現在でも多くの方が治療を受けている重大な感染症で、毎年約12,000人の患者が報告されて
  おり、約1,9000人の方が結核で亡くなっています。
 (R3年度新登録結核患者 新潟県 144人 十日町保健所管内 1人)

結核とは

 ・結核菌を吸い込むことによって起きる空気感染の感染症です。
 ・結核菌に感染しても、身体の免疫機能により発病するのは1~2割で、多くの方は一生発症しません。
  しかし、年齢や健康状態、生活習慣などの要因で免疫機能が低下すると身体の中で休止していた菌が活動を
  はじめ、結核を発病する可能性が高くなります。
 ・症状は、風邪とよく似ていて、咳、痰、微熱、体重減少、倦怠感などです。これらの症状が2週間以上続く
  ときは注意が必要です。高齢者では、このような症状が現れにくいため、気づかないうちにかなり進行して
  いることがあります。

結核の早期発見のために

 ・職場の健康診断や地域の住民健診で年に1回は、胸部レントゲン検査を受けましょう。
  ※咳や痰、発熱などの症状が2週間以上続く場合は、医療機関を受診してください。

結核の治療

 ・6か月~9か月間、複数の抗結核薬を毎日服用することになります。
 ・不規則な内服は、薬剤耐性菌をつくり、治療薬の効きにくい結核菌になってしまいます。
  確実な内服ができるよう保健所をはじめ地域の関係者がサポートします。
 ・結核の治療には入院治療と外来治療があります。
  菌が体外に排出されている(排菌)、感染性があると判断された場合、入院治療となります。
  内服治療を続けていれば、1~2か月で排菌がとまることが多く、外来治療可能になります。

結核の予防のために

・栄養バランスのよい食事と十分な睡眠、適度な運動、喫煙をしないなど、普段から健康的な生活を心がけ、
 免疫力を高めておくことが大切です。
・抵抗力が弱い乳幼児は、結核に感染すると重症化しやすいです。予防のためには、BCG接種が有効ですので、
 市町村からの案内に従って生後5ヶ月~8ヶ月(遅くとも生後1年)以内に接種しましょう。

結核についての相談窓口

 ・結核と診断されると医療機関から保健所に発生届が提出されます。
 ・保健師が中心となって、患者さんと周囲の方々の支援をさせていただきます。
 ・治療費については公費負担制度があり、保健所が窓口となっています。
  不安なことや疑問があればぜひご相談ください。
 ※外国の方向け結核相談窓口 
  無料相談窓口です。英語、韓国語(予約制)、中国語、ベトナム語、
  ミャンマー語(午前中のみ)、ネパール語(第2・第4火曜日の午前中のみ)での対応が可能です。

  TEL:03-3292-1218

  FAX:03-3292-1292(FAXは常時受付)

結核についてさらに詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください

 ・公益財団法人結核予防会結核研究所 (jata.or.jp)<外部リンク>

 ・結核(BCGワクチン) |厚生労働省 (mhlw.go.jp)<外部リンク>

 

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