平成7年国勢調査　第1次基本集計結果

印刷文字を大きくして印刷ページ番号：0005747 更新日：2006年11月21日更新

結果の概要

　平成7年10月1日現在で実施された「平成7年国勢調査」の新潟県分の第1次基本集計結果（人口、世帯及び住居に関する基本的な事項）が平成8年10月31日に総務庁統計局から公表された。
　この概要は、その主なものについてとりまとめたものである。
　これにより、平成7年10月1日現在の人口及び世帯数が確定したことになる。
注）平成7年の全国数値は「抽出速報集計結果」（平成8年7月総務庁統計局公表資料）による。

1　人口

（1）総人口

(1)新潟県の総人口は2,488,364人

　新潟県の平成7年10月1日現在の県人口は2,488,364人で、前回の平成2年国勢調査人口2,474,583人に比べ13,781人（0.6％）増加し、国勢調査開始以来最高の人口となった。
　これは、近年の大学新設や企業立地の進展などにより、平成5年から社会動態が増加に転じたことに起因すると考えられる。(表1・図1)

新潟県の総人口は2,488,364人の画像1 新潟県の総人口は2,488,364人の画像2

(2)生活圏域別人口

　人口増加となった市町村は42（9市23町10村）、減少した市町村は70（11市34町25村）で、これを14の生活圏域別にみると8圏域で前回調査より減少しているものの、新潟圏への集中が著しく全体では0.6％の増加となっている。
　また、若年層（15～24歳）の人口の推移では、六日町圏（15.4％）柏崎圏（13.8％）において、高い増加率となっている。(表2・表3)

生活圏域別人口の画像1

生活圏域別人口の画像2

（2）年齢別人口

年齢別3区分人口

　年少人口（0～14歳）406,791人　16.3％(前回　18.7％）
　生産年齢人口（15～64歳）1,625,889人　65.3％(前回　66.0％）
　老年人口（65歳以上）455,064人　18.3％(前回　15.3％）

年齢別3区分人口の画像1 年齢別3区分人口の画像2 年齢別3区分人口の画像3 年齢別3区分人口の画像4 年齢別3区分人口の画像5 年齢別3区分人口の画像6

（3）外国人

　外国人総数は7,457人で、前回4,228人より3,229人増えた。中でも中国人は951人（237.2％）増え1,352人となり、フィリピン人は325人（59.6％）増え870人となった。
総数　7,457人（前回　4,228人）　3,229人（76.4％）増加
男　3,569人（前回　1,882人）　1,687人（89.6％）増加
女　3,888人（前回　2,346人）　1,542人（65.7％）増加

（4）配偶関係

未婚率を前回調査と比較すると男女とも25歳から増加傾向がみられる。また、年齢（5歳階級）別で25～29歳、30～34歳の推移を、過去4回の国勢調査で比較すると、女子の増加状況が著しい。
(表7・図5・図6)

配偶関係の画像1 配偶関係の画像2 配偶関係の画像3

2　世帯数

（1）総世帯数及び1世帯当たり人員

　平成7年10月1日現在の総世帯数は757,341世帯で、前回の707,779世帯を実数で49,562世帯、増減率で7.0％上回った。
　また、1世帯当たり人員では、前回の3.47人を0.22人（6.3％）下回り、3.25人となり世帯規模は縮小している。(表8・表9)

総世帯数及び1世帯当たり人員の画像1 総世帯数及び1世帯当たり人員の画像2

(2）高齢者世帯

　高齢者（65歳以上）の世帯数は、平成7年10月1日現在で66,635世帯となっており、うち高齢単身世帯は30,747世帯、高齢夫婦世帯（夫婦とも65歳以上）35,588世帯となっている。
　また、高齢者世帯が一般世帯総数に占める割合は、高齢単身世帯では4.07％で、高齢夫婦世帯は4.71％となっている。これを生活圏域別にみると、高齢単身世帯では佐渡圏（9.82％）、糸魚川圏（6.28％）、五泉圏（5.5％）、岩船圏（5.35％）の順となっており、高齢夫婦世帯では佐渡圏（9.77％）、糸魚川圏（7.61％）、十日町圏（6.27％）、新井・頸南圏（5.93％）の順となっている。(表10・
表11・図7)

高齢者世帯の画像1 高齢者世帯の画像2 高齢者世帯の画像3