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ニイガタ地域経済指標(平成22年1月号)
新潟県推計人口
12月1日現在推計人口
平成21年12月1日現在の県人口は2,382,870人で、前月と比べると627人の減少、前年同月と比べると11,444人の減少となった。
世帯数は849,072世帯で、前月と比べると464世帯の増加、前年同月と比べると5,354世帯の増加となった。
11月中の人口動態
11月1か月間の人口動態は、出生1,437人、死亡2,154人で、差引き717人自然減となり、転入4,175人(うち県外からの転入1,587人)、転出4,085人(うち県外への転出1,563人)で、差引き90人社会増となっている。
毎月勤労統計調査地方調査結果
賃金
10月の現金給与総額は規模5人以上で234,268円、前年同月比7.7%減(規模30人以上では262,023円、前年同月比2.8%減)となった。
現金給与総額のうち、きまって支給する給与は232,739円、前年同月比7.9%減(規模30人以上では259,495円、前年同月比3.5%減)となった。
また、所定内給与は217,876円、前年同月比6.9%減(規模30人以上では238,616円、前年同月比3.1%減)となった。
労働時間
10月の総実労働時間は規模5人以上で148.5時間、前年同月比7.0%減(規模30人以上では154.0時間、前年同月比4.0%減)となった。
総実労働時間のうち所定内労働時間は140.1時間、前年同月比5.6%減(規模30人以上では143.5時間、前年同月比2.7%減)、所定外労働時間は8.4時間、前年同月比25.1%減(規模30人以上では10.5時間、前年同月比19.2%減)となった。
また、製造業の所定外労働時間は9.0時間、前年同月比29.2%減(規模30人以上では10.8時間、前年同月比21.4%減)となった。
出勤日数は19.8日、前年同月差0.8日減(規模30人以上では19.8日、前年同月差0.7日減)となった。
常用雇用
10月の規模5人以上の常用雇用の動きをみると、調査産業計で784,968人、前年同月と同水準(規模30人以上では437,250人、前年同月比1.3%増)となった。
また、常用労働者中のパ-トタイム労働者比率をみると、調査産業計で25.4.%、前年同月差5.5ポイント上昇(規模30人以上では20.7%、前年同月差2.8ポイント上昇)となった。
鉱工業指数
10月の新潟県鉱工業指数(季節調整済)は生産が84.8で、前月比2.9%の上昇、出荷が83.5で、前月比0.5%の上昇、在庫が101.1で、前月比2.5%の上昇であった。
また、全国の鉱工業指数(季節調整済)は、生産が86.1で、前月比0.5%の上昇、出荷が88.8で、前月比1.3%の上昇、在庫が93.3で、前月比1.5%の低下であった。
消費者物価指数
12月の新潟県平均の総合指数(中旬値)は、平成17年平均を100とした総合指数で99.1となり、前月に比べ
(±)0.0%と変わらず、前年同月に比べると(-)1.5%の下落となった。
前月からの動きをみると、「交通・通信」が自動車等関係費などの値上がりで(+)0.4%上昇したものの、「家具・家事用品」が家庭用耐久財などの値下がりで(-)1.5%下落した結果、総合で(±)0.0%と変わらなかった。
生鮮魚介・野菜・果物を除く総合は99.3となり、前月に比べ(-)0.1%、前年同月に比べると(-)1.4%の下落となった。
景気動向指数(DI)
10月の景気動向指数は、先行指数87.5%、一致指数72.2%、遅行指数71.4%となった。
先行指数は6か月連続で50%を上回った。
一致指数は6か月連続で50%を上回った。
遅行指数は3か月連続で50%を上回った。
10月の景気動向指数(DI)の一致指数は、生産指数(製造工業)、出荷指数(製造工業)、大口電力使用量など6つの指標がプラスとなったことから50%を上回った。
新潟県の経済動向(8月28日)
県内経済の概況(10月~12月)
個人消費は、一部に明るさがみられるものの弱い動きが続いている。
住宅投資は、前年を上回った。
設備投資は、減少している。
公共投資は、増加している。
鉱工業生産は、持ち直しの動きに広がりがみられる。
雇用面は、引き続き厳しい状況となっている。
企業は、企業収益、景況感は下げ止まり傾向となっている。
以上、県内経済は、底入れの動きがみられるものの、厳しい状況が続いている。
県民経済計算速報(平成21年4月~6月期)
実質経済成長率は「民間在庫品増加」などが減少したものの、「公的固定資本形成」や「民間最終消費支出」などが増加したため、前期比2.3%(年率9.5%)となった。
平成21年4月~6月期の県内総生産(支出側)(実質季節調整系列)は年率換算値で9兆3200億34百万円となり、前期比では2.3%となった。
なお、全国(平成21年9月11日内閣府発表による国内総生産(支出側))の21年4月~6月期は、年率換算値で523兆6027億円となり、前期比では0.6%となった。
主な需要項目別の動向(実質、季節調整系列)
民間最終消費支出は、増加
民間最終消費支出は、前期比0.9%(寄与度0.5%)と増加した。
民間住宅は、減少
民間住宅は、前期比▲8.1%(寄与度▲0.2%)と減少した。
民間企業設備は、減少
民間企業設備は、前期比▲0.5%(寄与度▲0.1%)と減少した。
公的固定資本形成は、増加
公的固定資本形成は、前期比25.0%(寄与度1.5%)と増加した。
経済の動き(12月)
県交流企画課がまとめた「2009新潟大観光交流年」観光入込客数調査によると、県内観光地における7~9月(速報)の延べ観光入込客数は2575万3千人(前年同期比7.5%増、179万3千人増)であった。目的別では、「名所・旧跡」が233万2千人(前年比91.0%増)であった。地域別では、「魚沼・東頸城」355万6千人(同33.8増)、「上越」547万8千人(同14.4%増)、「中越」662万7千人(同5.6%増)であった。
新潟労働局がまとめた「平成22年3月新規学校卒業予定者の職業紹介状況(平成21年11月)」よると、平成22年3月の県内高校卒業予定者の就職内定率が11月末時点で、69.8%で前年同月比を8.7ポイント下回った。求職者3,383人に対し、内定者は2,362人で内定率は男子72.7%、女子が66.7%であった。
日本銀行新潟支店が発表した「12月の企業短期経済観測調査(短観)」によると、新潟県内企業の景況感を示す業況判断指数(DI)は全産業で9月の前回調査より5ポイント改善のマイナス43となり、2期連続で改善したが、改善幅は前回(7ポイント)と比べて縮小した。輸出や生産は増加しているが、公共事業や家計支出などの不安要素も多く、先行きの見通しは全産業で7ポイントの悪化を見込んでいる。
東京商工リサーチ新潟支店がまとめた「平成21年新潟県内企業整理・倒産状況(負債額1千万円以上、任意整理含む)」によると、倒産件数は143件(前年比25.2%減、48件減)であった。負債総額は345億2500万円(同45.7%減、289億9600万円減)であった。
数字の単位未満は、四捨五入を原則としています。
表中の符号の用法は以下によっています。
- 「-」 該当数値なし
- 「…」 不詳
- 「χ」 秘匿
- 「0」 単位未満、ゼロ
- 「△」「-」 マイナス
- 「p」 速報値
- 「r」 訂正値
- 「#」 内数
- 「B」 B印までの数字と次期以降との数字は不連続
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