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第122回 新潟県統計年鑑 2011 (刊行のことば)
新潟県統計年鑑は、本県の土地、人口、経済、社会福祉、教育及び文化など各分野にわたる基本的な統計を総合的かつ体系的に収録した総合統計書です。
本書は、明治12年に「新潟県治概表」として創刊され、以降「新潟県治統計表」、「新潟県統計書」を経て、昭和23年から「新潟県統計年鑑」として、今回で122回目の刊行となる長い歴史を持つ統計書です。
近年、人口減少社会の中での高齢化の進展、情報通信技術の急速な発展と普及、円高や海外景気の影響により厳しさが続く経済状況、あるいは度重なる災害の発生など、様々な社会・経済環境の変化に直面する状況下にあって、本県では、将来に希望のもてる魅力ある新潟県を実現することを基本理念として、「住んでみたい新潟、行ってみたい新潟」を目指し、「新潟県「夢おこし」政策プラン」を基本に、県民共同参画型の県政を推進してまいりました。
本県が置かれている現状を的確に把握し、施策を着実に実施するため、また新潟県の姿を展望していくための客観的情報として、統計データの果たす役割は、従来にも増して重要となっています。
本書が行政施策の企画・評価、企業等の経営戦略の立案、地域の分析、学術研究などの基礎資料として、幅広く活用いただければ幸いです。
終わりに、本書の編さんに当たり、貴重な資料を御提供いただきました関係機関の皆様に厚くお礼を申し上げますとともに、今後とも統計行政の円滑な推進と統計思想の普及・発展のため、より一層の御協力を賜りますようお願いいたします。
平成24年3月 新潟県総務管理部長