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第127回 新潟県統計年鑑 2016 (刊行のことば)
新潟県統計年鑑は、本県の土地、人口、経済、社会福祉、教育及び文化など各分野にわたる基本的な統計を総合的かつ体系的に収録した総合統計書です。
本書は、明治12年に「新潟県治概表」として創刊され、以降「新潟県治統計表」、「新潟県統計書」を経て、昭和23年から「新潟県統計年鑑」として、今回で127回目の刊行となり、統計を通じた新潟県の変遷を記録してきました。
現在、我が国は目まぐるしく変化する国内外の社会経済情勢の中、都市と地方の格差や少子高齢化の進展など、様々な問題に直面しています。
このような中、本県では米山新知事のもと「命と暮らしを守り、現在と未来への責任を果たす」ことを基本理念とする県政の実現に向け、諸課題に対して取組を進めることとしています。
課題解決を目指した政策の立案や施策の検討を図る上で、本県が置かれている現状を的確に把握・分析することは必要不可欠であり、その基礎資料として活用される統計データの果たす役割は、従来よりも重要性を増しています。
行政施策の企画・評価はもとより、企業等の経営戦略の立案、地域の分析、学術研究などの情報源として、本書を幅広く活用していただければ幸いです。
最後に、本書の刊行に当たり、貴重な資料を御提供いただきました関係機関の皆様に厚くお礼を申し上げますとともに、今後とも統計行政の円滑な推進と統計思想の普及・発展のため、より一層の御協力を賜りますようお願いいたします。
平成29年3月 新潟県総務管理部長