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統計データハンドブック(平成29年度) 第11章 物価・家計
消費者物価・家計の概況
消費者物価
平成28年平均の新潟市消費者物価指数は、平成27年を100とした総合指数で99.9となり、前年平均に比べ0.1%の下落となった。これは、野菜・海藻や穀類などの値上がりにより「食料」が2.0%上昇したものの、電気代やガス代などの値下がりにより「光熱・水道」が7.4%、自動車等関係費や通信の値下がりにより「交通・通信」が2.1%とそれぞれ下落したことが主な原因である。
近年の総合指数の動きを前年比で見ると、平成25年は野菜・海藻などが値下がりしたものの、電気代やガス代などが値上がりしたため、0.1%の上昇となった。平成26年は家賃が値下がりしたものの、魚介類や肉類などの食料や電気代が値上がりしたため、2.9%の上昇となった。平成27年はガソリン代が値下がりしたものの、野菜・海藻や魚介類などの食料や宿泊料が値上がりしたため、0.6%の上昇となった。
家計
平成28年の新潟市における二人以上の世帯のうち勤労者世帯の実収入は、1世帯当たり1か月平均514,003円で、前年に比べ名目0.2%の増加、実質でも0.3%の増加となった。また、消費支出は1世帯当たり1か月平均299,909円で、前年に比べ名目3.1%の減少、実質でも3.0%の減少となった。
新潟市消費者物価指数の推移(平成27年=100)
消費支出の構成比(平成28年)新潟市二人以上世帯のうち勤労者世帯(1世帯1か月平均)
- 11-1 新潟市消費者物価指数
- 11-2 主要品目年平均小売物価(新潟市)
- 11-3 1世帯当たり1か月間の収入と支出(新潟市)
- 11-4 1世帯当たり貯蓄・負債の現在高と保有率
- 11-5 1000世帯当たり主要耐久消費財の所有数量及び普及率