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統計データハンドブック(平成30年度) 第11章 物価・家計
消費者物価・家計の概況
消費者物価
平成29年平均の新潟市消費者物価指数は、平成27年を100とした総合指数で100.5となり、前年平均に比べ0.6%の上昇となった。これは、衣料やシャツ・セーター・下着類などの値下がりにより「被服及び履物」が2.6%下落したものの、他の光熱や電気代などの値上がりにより「光熱・水道」が3.4%、魚介類や酒類などの値上がりにより「食料」が0.7%とそれぞれ上昇したことが主な原因である。
近年の総合指数の動きを前年比で見ると、平成26年は家賃が値下がりしたものの、魚介類や肉類などの食料や電気代が値上がりしたため、2.9%の上昇となった。平成27年はガソリンが値下がりしたものの、野菜・海藻や魚介類などの食料や宿泊料が値上がりしたため、0.6%の上昇となった。平成28年は野菜・海藻などが値上がりしたものの、電気やガス代などの光熱・水道やガソリンが値下がりしたため、0.1%の下落となった。
家計
平成29年の新潟市における二人以上の世帯のうち勤労者世帯の実収入は、1世帯当たり1か月平均528,227円で、前年に比べ名目2.8%の増加、実質でも2.1%の増加となった。また、消費支出は1世帯当たり1か月平均320,084円で、前年に比べ名目6.7%の増加、実質でも6.0%の増加となった。
新潟市消費者物価指数の推移(平成27年=100)
消費支出の構成比(平成29年)新潟市二人以上世帯のうち勤労者世帯(1世帯1か月平均)
- 11-1 新潟市消費者物価指数
- 11-2 主要品目年平均小売物価(新潟市)
- 11-3 1世帯当たり1か月間の収入と支出(新潟市)
- 11-4 1世帯当たり貯蓄・負債の現在高と保有率
- 11-5 1000世帯当たり主要耐久消費財の所有数量及び普及率