本文
新潟県緑花推進計画-第3期計画(H18~22)-
新潟県では、県土の緑化に関する総合的な指針として平成8年に「新潟県緑花推進計画」を策定し、平成8年度から平成22年度までの15年間を3期5か年計画により実施しました。
平成18年度に策定した「第3期計画」の概要は以下のとおりです。
策定趣旨
第1期・第2期計画では、全国都市緑化フェアの開催、新潟県立植物園の開園及び「にいがた『緑』の百年物語-木を植える県民運動-」の開始など一応の成果をあげることができました。
第3期計画では、地球環境問題等の顕在化、参画社会の広がり、緑に対する意識の変化など、緑をとりまく状況変化に対応した緑化計画を策定しました。
計画期間
平成18年度から平成22年度まで
基本方針
「新潟県緑花推進計画」では、「緑をいしきする」、「緑をいかす」、「緑をまもる」、「緑をつくる」の4つの施策の柱に基づき施策を展開することとしています。
また、「新潟県緑花推進計画-第3期計画-」では、この4つの施策の柱に加え、これまでの取組の課題や緑をとりまく状況の変化踏まえ平成18年~22年までの5年間で特に重点的に取り組むべき項目を重点項目として定め、様々な取り組みを展開することとしています。
4つの施策の柱
施策の柱 | 施策の方向 |
---|---|
緑をいしきする | 緑の環境づくりに対する県民・企業・行政の意識を高め、地域の状況に応じた地域のための緑化を推進します。 |
緑をいかす | 人々が緑に親しむ場や機会を増やし、緑とのふれあいを深めます。 |
緑をまもる | 今ある緑の機能を理解し、将来にわたって育てまもります。 |
緑をつくる | 地域の状況に応じて緑の量を増やし、質を向上して、快適な空間を形成します。 |
重点項目
重点項目 | 施策の方向 |
---|---|
地球環境問題等への対応 | 緑化を通じて地球環境問題等の意識啓発を図り、森林整備、都市緑化の推進、環境に配慮した取組を促進します。 |
緑を活かした地域づくりの推進 | 地域の個性を活かした景観の形成及び保全、地域の歴史的・文化的・自然的資源と一体となった緑化を図り、魅力的で、やすらぎのある良好な街並み空間を形成します。 |
協働による緑化活動の推進 | 県民、緑化団体、企業及び行政の連携・協働による緑化活動を推進し、県民のボランティア活動等への参加意識の向上を図ります。 |
民有地緑化の推進 | 都市部の緑化を推進するために、市街地の大半を占める民有地の緑化を推進します。民有地の緑化を促進するため、関係法令に基づく緑化率規制制度の導入を検討します。 |
緑の確保目標
中心市街地の緑被率20%以上
市街地の緑被率30%以上
(注)
- 緑被率:(りょくひりつ)一定地域における樹木や草地、農地等
植物に覆われた面積の割合 - 中心市街地:人口集中地区(DID地区)
- 市街地:人口集中地区を除く市街化区域及び用途地域
施策展開
施策体系図
重点項目
- 地球環境問題等への対応
- 森林保全・整備及び都市緑化の推進
- 地球環境問題等の意識啓発
- 環境に配慮した取組の促進
- 緑を活かした地域づくりの推進
- 良好な街並み空間の形成
- 地域の個性を活かした景観の創出・保全
- 市町村「緑の基本計画」等の策定
- 協働による緑化活動の推進
- 地域住民等が行う緑化活動の活性化
- 住民参加による公共施設緑化
- 連携・協働体制の確立
- 民有地緑化の推進
- 民間施設の緑化の推進
- 県民の自発的な緑化の促進
緑化施策の推進体制
県民、緑化団体、企業及び行政相互の情報・意見交換の場づくりや緑化助成事業の実施など、幅広く社会貢献や地域活動に参加できるように協力・支援を行い、県民・緑化団体・企業・行政の協力支援の体制づくりを目指します。
※詳細は、以下のPDFファイルをご覧ください。
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)