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R6年度の記事

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0711185 更新日:2024年12月12日更新

「100年継続産地」の実現に向けて、経営継承支援の取組

 魚沼市は、全国有数のユリ切り花産地です。戦前から始まったユリ生産を100年後の令和30年代まで維持し、さらに発展させることを目指す「100年継続産地」をスローガンに、経営の継承に向けた機運が高まっています。

 魚沼農業普及指導センターでは、令和5年度に、経営継承の進め方や第三者継承を実現した事例等を専門家から学ぶ研修会を開催したところ、ユリ切り花生産者を始め、多くの農業関係者から参加がありました。

経営継承研修会の様子

 令和6年度は、個別相談を希望する農業者に対し、事業継承士、中小企業診断士等の専門家を派遣する取組等を行っており、7月現在で、ユリ切り花生産者3名を含む4名を支援しています。

 専門家からは「後継者と十分に話し合って継承計画をつくること」、「設備等の資産の継承だけでなく、技術やノウハウ等の知的財産を継承することが大切」などのアドバイスを受けており、各農業者は、それぞれの経営実態に合わせて経営継承の準備を進めています。

 このように当センターでは、外部専門家も活用しながら伴走型の支援に注力しています。今後も、円滑な経営継承の実現に向けて、農業者をサポートしていきます。

2024年7月

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