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【魚沼】魚沼の農業フォト通信(2019年4月~6月)
魚沼の農産物の状況や生産者の取組等を紹介します。
月岡公園ユリまつり (6月25日更新)
6月22日(土曜日)、「月岡公園ユリまつり」が開催されました。
会場となった堀之内地区の月岡公園には、約1万本のユリが植えられており、ユリ切り花の即売会や、魚沼ブランドの飲食店ブースが設けられて、来場したお客様は買い物を楽しんでいました。
イベント当日は、残念なことにまだユリは蕾の状態でしたが、今週末には花の見ごろを迎える予定ですので、皆様も月岡公園へでかけてみてはいかがでしょうか。
お客様は買い物を楽しんでいました
公園内のユリは、今週末には花の見頃を迎える予定
園芸導入の研修会を行いました (6月21日更新)
ほ場整備地区へ園芸品目を導入し、収益向上を図るため、試験導入中の各地区の園芸ほ場を相互に見学する研修を6月19日に開催しました。当日は、農業者や関係機関44名が集まり、加工用トマト、モロヘイヤ、ふき、さといも、リアトリス、花はすなどのほ場を見学しました。
守門、薮神、小出、湯之谷の各地区にあるほ場では、様々な生育ステージのものがあり、今後どのように生育していくのかをお互いに比較しながら、経過を見ていくこととしています。
さといものほ場
リアトリスのほ場
安全安心なブルーベリー (6月18日更新)
「新潟県特別栽培農産物認証制度」をご存じでしょうか?
これは、地域の慣行栽培に比べて、農薬や化学肥料を5割以上減らして作られた農産物を認証する制度のことです。
魚沼市では主にお米や野菜などが対象ですが、雪国では栽培が珍しいブルーベリーも申請されています。
6月13日に実際にブルーベリーが栽培されているほ場で、あらかじめ提出された栽培計画に基づいてきちんと管理されているかを確認してきました。
当日は生産者に肥料や農薬の使用状況などについて聞き取りを行った結果、計画に基づいて栽培されていることが確認されました。
今回調査を行った2カ所のほ場では約20品種のブルーベリーが栽培されていて、収穫は6月下旬から9月中旬まで行われる予定です。
JA北魚沼の農産物直売所「百菜花ん」などで販売していますので、安全で安心なブルーベリーをお求めください。
果実をつけたブルーベリーの木
青い山とブルーベリーほ場
現地で厳正に検査する県職員
「中山間地域リーダー研修会」を実施しました (6月12日更新)
6月7日(金曜日)魚沼市小出郷文化会館で、中山間地域等直接支払及び多面的機能支払の協定及び活動組織、農業法人、認定農業者等の担い手を対象に、中山間営農体制準備に向けた研修会を開催したところ、関係機関もあわせ約130名が参加しました。
この研修会では地域全体で農業を支える仕組みづくりやリモコン式草刈機による負担の少ない「畦畔/法面の管理方法」について学ぶものです。
特に、草刈や畦畔管理の労力軽減につながる機械、資材についての展示・実演には、多くの参加者が動画や写真を撮りながら説明に聞き入っていました。
草刈の労力軽減につながる機械の様子
下支え組織の活動の説明の様子
堀之内地区の”エレムルス” (6月5日更新)
魚沼市は全国有数のユリの産地ですが、他にも様々な花が栽培されています。
5月下旬、花農家の武藤久男さん(堀之内地区)のお宅では、”エレムルス”という花(宿根草)が、収穫時期を迎えていました。
”エレムルス”は、茎の先端に小さな蕾を多数つけ、「ロマンス」という品種は2m近くにまで生長します。
下側の蕾から順番に花が咲いていきますが、出荷用のものは蕾が花開く前に収穫します。
花農家の武藤久男さん
2m近くまで生長する”エレムルス”
蕾が花開く前に収穫します
花を咲かせた”エレムルス”
直進アシスト田植機実演 (6月4日更新)
5月29日に魚沼市において、(一財)魚沼農耕舎さんと(株)新潟クボタさんの協力で、「直進アシスト田植機」のテストを行いました。
写真にはオペレーターがハンドルから手を離した様子が映っていますが、(株)新潟クボタの担当者の方の話しでは、「田んぼで向きが多少ぶれても、田植機が自動でまっすぐに直してくれる」とのことでした。ベテランも顔負けです。
田植機の設定を確認する様子
皆さんで苗を積んで準備する様子
手を離してもまっすぐに進みます
田植え中
田植え終盤戦 (5月23日更新)
道光高原から魚沼市を臨むと、田植えが終盤戦に入っていることが判ります。
田んぼが太陽光線を反射して、キラキラ輝いていました。
広瀬地区
薮神地区
「健苗育成定規」使用中 (5月17日更新)
5月中旬に入り、魚沼市では田植えを行う農家の方々が見受けられます。
田植機によって植え付けられている稲の苗ですが、今年は「健苗育成定規」という適正な苗の長さが一目でわかる定規で確認しながら、健康な苗の育成を行ってきました。健康な苗を作ることは良食味・高品質な米作りにとって重要なポイントです。
魚沼市での田植えは5月末ごろまで続きます。
健苗育成定規で苗の長さを確認
田植え中
ほ場整備地区を対象としたさといも研修会を開催しました (5月13日更新)
4月下旬から5月上旬にかけて4回に渡り、魚沼市中家地区で圃場整備地区の農家を対象として、農業振興部・JA北魚沼共催による栽培管理方法の研修会や作業機械の実演会を行いました。
5月10日は、半自動定植機で種イモを定植する作業を行いました。参加した農家は短時間で定植作業が完了し、今後のさといも生産に向けて手ごたえを感じているようでした。
催芽処理作業(種イモを育苗箱に並べているところ)5月1日
さといも用畝立てマルチャー実演会 5月8日
半自動定植機の実演会 5月10日
魚沼のほ場にも春が来ました (4月25日更新)
小出駅からほど近い青島地区。農家の庭先でも天然記念物であるニホンカモシカを目撃することができます。
また、ほ場から目を上げれば、カタクリなど山野草と越後駒ヶ岳、中ノ岳など越後三山の雄大な景色が広がり、ホッと一息。
ニホンカモシカ
山とカタクリ
育苗研修会が開催されました (4月8日更新)
4月4日JA北魚沼本店にてJA北魚沼水稲部会主催の育苗研修会が開催され、農業者・関係者合わせて約60人の参加がありました。
健康な苗を作ることは、良食味・高品質な米作りのための重要な1歩目であり、研修会では健康な苗作りのポイントなどを確認しました。
今後は雪が解け、育苗作業や田植の準備などが本格化していきます。
研修会の様子
育苗のポイントを確認