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【魚沼】魚沼の農業フォト通信(2021年10月~12月)
魚沼の農産物の状況や生産者の取組等を紹介します。
作物作柄検討会を開催しました (12月23日更新)
12月15日に農家と関係機関が集まり、JA北魚沼本店で「魚沼地域作物作柄総括検討会」を開催し、今年の米の出来や来年度に向けた対策について話し合いました。
8月上旬の異常高温やその後の低温など、今年も気象の変動が大きい年でしたが、1等級比率は昨年を上回り、品質のよいお米となりました。
今後も、農家と関係機関が一丸となって、高品質で良食味な米の生産に取り組んでいきます。
検討会の様子1
検討会の様子2
ふきのとうの出荷が始まります! (12月13日更新)
ふきのとうの出荷を前にした12月上旬、魚沼ふきのとう生産組合は、関係機関を交え出荷販売会議を開催しました。
会議では、ベテランの生産者が収穫調整からパック詰めまでを実演し、それぞれの作業の要点を確認しました。
その後の出荷目合わせ会では、組合員全員が出荷規格を確認しました。
多くの生産者が熱心に説明を聞き、生産者同士で情報交換をしていました。
ふきのとうの出荷は4月頃まで続きます。
ベテラン生産者が収穫を実演
実際の出荷物を見ながら規格を確認
パックに入ったふきのとう
新規就農者向けの稲作学習会が開催されました! (11月24日更新)
11月12日に米づくりの基本知識や技術を学べる「新規就農者向け稲作学習会」の5回目を開催しました!
今回は、魚沼市内の新規就農者3名が、春から栽培したバケツ稲の穂や籾(もみ)の数を調べて収量を求めたり、専用の機械を使って品質を調べるなどしました。
現場では実際にこのような調査をする機会が少ないことから、参加者からは「大変勉強になった」との声が聞かれました。
スライドで学習している様子
穂の数を数える様子
稲の丈や穂の長さを測る様子
機械も使って粒数を調査します
「入広瀬の未来農業を考える会」を11月2日に開催しました (11月19日更新)
入広瀬地区では人口減少や高齢化が進んでおり、集落の農業を継続し、農地をどのように維持していくかが課題となっています。
そこで、入広瀬地区の農業を継続するために、今年度から各集落の農業者並びに、魚沼市、JA北魚沼及び普及指導センターの担当者による意見交換を続けています。
この会は普及指導センターが主催しており、これまでの2回では、農業従事者数のシミュレーション等を活用しながら意見交換を行ってきました。
参加者からは、「農業収入だけでは生活できない」「草刈りが大変」という意見が出た一方で、「空き家を活用したい」「米の販売の仕方を工夫するべき」といった発言もありました。
3回目となる今回、参加者はこれまでの話合いの内容を踏まえ、「営農の見直し」「収入の確保」「人を呼び込む」の3つの視点で、「できること」「やった方がいいこと」について話合いました。
その後、アイデアを全体で集約した結果、(1)人を呼び込む取組、(2)新たな人材が営農するための支援の2つが重要であると整理できました。
冬の訪れが近づいていますが、今後も参加者で話合いを続けていきます。
3つのグループに分かれて、アイデア出しと分類を行いました。
アイデアを紙に貼り付け、今後の取組を見える化しました。
電気柵による食害対策で、飼料用トウモロコシを安定生産 (10月26日更新)
魚沼市自給粗飼料生産組合では、福山新田(守門地区)の飼料用トウモロコシほ場で、令和元年度からクマによる食害防止を目的にソーラーパネル付きの電気柵を導入しています。今年も春から秋にかけて設置され、この度、収穫が終わったことから撤去されました。
来年以降も電気柵を有効に活用しながら、飼料用トウモロコシの安定生産を取り組む計画です。
ソーラーパネルでバッテリーを充電し、夜に備えます。
広大な圃場を2240mの電気柵で囲んでいます。
そばの収穫が始まりました (10月12日更新)
稲刈りが終盤を迎えている10月上旬の魚沼市では、そばの収穫が始まりました!
そばの実は成熟すると黒くなりますが、7~8割の実が黒くなった頃に収穫すると、粉にしたときに最も香りがよいとされています。
10月下旬頃から、いよいよ市内のそば屋で新そばの提供が始まります。
魚沼の新そばも堪能してみてはいかがでしょうか。
収穫の様子
コンバインで刈り取っていきます。
そば畑の様子から、秋の深まりを感じます。