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【魚沼】魚沼の農業フォト通信(2022年4月~6月)
農産物の状況や生産者の取組等を紹介します。
ユリ切り花の出荷目合わせ (6月24日更新)
オリエンタル系ユリ切り花の本格出荷を目前に、魚沼花き園芸組合の切り花生産者の皆さんが、出荷目合わせ会を行いました。
これから出荷する切り花の品質を揃えるため、収穫の適期や切り花の調整方法などについて確認し合うものです。
魚沼地域で生産されたユリ切り花は全国に出荷されています。豪華で美しいユリを、ぜひ皆さんも飾ってみてください。
和やかに、でも真剣に、出荷品質を確認します
近年生産が増えている八重咲のユリは、果物と同じようなネットで蕾を包んで出荷します
花き園芸センターの事務所では、花がどのように開花するか確認していました
シャクヤク切り花の出荷が盛んです (6月17日更新)
魚沼地域ではシャクヤク切り花の出荷が盛んです。
今、シャクヤクの畑には丸い蕾が並んでいます。シャクヤクは蕾がほころび始めると一気に開花するので、生産者は適期を見計らって、蕾のうちに収穫、出荷を行います。栽培管理に手間をかけたシャクヤクは、うっとりするほど豪華な花を咲かせます。豊かな香りもシャクヤクの魅力の一つです。
JA北魚沼からは年間約24万本が、関東や関西など全国各地へ出荷されます。淡いピンク色の「かぐや姫」、純白の「白雪姫」といった人気品種をはじめ、多くの品種が6月20日頃まで出荷されています。
収穫直前のシャクヤク畑には丸い蕾が並びます
脇から出た蕾を摘む作業。熟練の素早い手つき
「かぐや姫」
「白雪姫」
おいしい新酒にと願いを込めて (6月14日更新)
魚沼市小出地区の緑川酒米プライドの会では、県内では珍しい酒米品種「北陸一二号」の契約栽培を地元の酒造会社と行っています。
6月3日には、「北陸一二号」の種子を生産するほ場(約9a)で田植えが行われました。ほ場には、生産者、酒造会社、関係機関等30名以上が集まり、豊作祈願のあと、おいしいお酒ができるように願い込めて、丁寧に苗を手植えしました。
今回植えた「北陸一二号」は、秋には種籾として収穫され、翌年に酒米として大きな実りをもたらしてくれることが期待されます。
豊作祈願
田植1
田植2
田植え終了
芝桜(シバザクラ)が見頃を迎えています (5月19日更新)
魚沼市根小屋にある県立公園「花と緑と雪の里」では芝桜(シバザクラ)が見頃を迎えています。
園内の約1haの敷地に約20万株の芝桜が植えられ、赤、白、ピンク等の彩りのジュウタンが広がり、山々の緑や魚沼三山(越後三山)を背景に様々な景色が楽しめます。
5月14日から29日まで間、「魚沼芝桜まつり」が開催されています。春は芝桜、夏はユリ、秋はコスモスと続く魚沼市の花の見どころを春の芝桜から是非、お楽しみください。
満開直前の芝桜:5月16日
(県立公園「花と緑と雪の里」)
既に満開の品種もあります
芝桜と魚沼三山(越後三山)
魚沼産コシヒカリの魅力発信拠点がオープンしました! (5月13日更新)
魚沼産コシヒカリの魅力発信拠点「すとあ はち-じゅう-はち」が、5月1日に道の駅ゆのたに深雪の里の隣に期間限定(5~11月まで)オープンしました!
魚沼市内の生産者こだわりの魚沼産コシヒカリ2合パックをはじめとして、お米の雑貨やお菓子、米粉スイーツなどが販売されています。
また、ちょっと贅沢なおにぎり「ごちそうおにぎり」も購入できます。
ぜひ立ち寄って、魚沼産コシヒカリのおいしさに触れてみてください!
詳細は魚沼市観光協会のホームページをご確認ください。
魚沼市観光協会ホームページ<外部リンク>
公式Instagram すとあ はち-じゅう-はち(@store88_official)<外部リンク>
外観
生産者こだわりの魚沼産コシヒカリ
お米の雑貨やお菓子も販売中!
ちょっと贅沢な「ごちそうおにぎり」
冬と春を同時に楽しめる「雪上桜(せつじょうざくら)」 (4月22日更新)
魚沼市福山新田では、雪の上に桜が咲く「雪上桜」が見頃を迎えています!
福山新田は市内でも雪が多く、雪がとけきる前に桜が咲くため、雪と一緒に桜を見ることができます。
4月20日には、多くの人がおすすめポイントを訪れ、豪雪地ならではの春の風景を楽しんでいました。
雪上桜の詳細は、魚沼市観光協会のホームページをご確認ください。
雪上に咲くオオヤマザクラ
桜のピンク色が木々の新緑に映えます
春の訪れ (4月15日更新)
4月8日、魚沼市大白川地区の破間川ダムでは、青空の下、「雪流れ」を見ることができました。
「雪流れ」は、ダムに雪どけ水が流れ込むことで水位が上がり、ダムの周りに積もっていた雪が水面に浮かび上がる自然現象です。
また、道の駅いりひろせを訪れると、山の方からうぐいすの鳴き声が聞こえました。
さらに、道ばたでは小さなふきのとうを発見!
周囲にはまだ多くの雪が積もっていましたが、様々なところで春の訪れを感じられた1日でした。
雪流れの発生状況は、魚沼市観光協会のホームページをご確認ください。
雪流れ(破間川ダム)
道の駅いりひろせ「鏡ヶ池」
小さなふきのとうを発見!
環境に優しい「温湯消毒(おんとうしょうどく)」 (4月5日更新)
水稲栽培では、種もみが病気の伝染源になることがあるため、種もみをまく前に消毒する必要があります。
「温湯消毒」は、種もみの消毒方法の1つで、農薬を使わずに60℃のお湯に種もみを10分間浸けて消毒する方法です。環境に優しく、農薬にかかるコストも削減できます。
JA北魚沼の育苗センターでも、種もみの温湯消毒が行われています。
写真のように、専用の機械に吊された種もみが、移動しながらお湯に浸けられていきます。
消毒を終えると、発芽に必要な水を吸収させる「浸種(しんしゅ)」という作業に移ります。
管内では、育苗ハウスを建てる場所の除雪も進んでいます。
まだ田んぼは雪の下ですが、着々と種まきの準備が始まっています!
吊された種もみがお湯に入れられていきます
お湯の中を移動していきます