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【魚沼】広神ダムの現場状況
打設工法
広神ダムでは堤体コンクリートの打設工法に、県内の重力式コンクリートダムとして初めて「拡張レヤー方式」を採用し、効率的・合理的な工法により打設しています。
施工状況
広神ダムでは1回のコンクリート打設高さは0.75mまたは1.50mで、1日のコンクリート打設量は約1,500m3を計画しています。このコンクリート量は10tダンプトラックで350台程度の数となります。
ダム高の変更について
当初、本体掘削工の作業では地盤を標高158.0mまで掘り下げる計画でしたが、作業途中で硬質で良好な岩盤が確認されました。ダムの安定上問題無いことを確認し、基礎地盤高を標高160.5mに上げて変更しています。ダム高さを83.0mから80.5mへ抑える事により、堤体積の約6,000m3程のコンクリート打設を減らすなどのコスト縮減を図ることができました。