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【魚沼】広神ダム建設に伴う仮設備
骨材・コンクリート製造設備
建設時にはコンクリートが大量に必要となるために広神ダム専用の骨材(砂や砂利の総称)やコンクリートを製造できる骨材・コンクリート製造設備がプラントヤードに設置されています。ダム現場でコンクリートが必要になる毎に、コンクリート製造設備(バッチャープラント)で練り混ぜられたコンクリートをダンプトラックの荷台に載せ、付替1号市道(約800m)を運搬し、ダムサイト右岸まで搬入していきます。
他の仮設備
ケーブルクレーン・タワークレーン
コンクリートを打設する際に現場内にはケーブルクレーンを設置しています。右岸天端まで運ばれてきたコンクリートをケーブルクレーンを使ってダム打設高までバケット(バケツの意)で下げる時などに使用しています。一方タワークレーンについては取水塔の打設時に使用されます。どちらのクレーンも現場内への資材の搬入や搬出作業など、また重機をケーブルクレーンで天端まで持ち上げる作業などで頻繁に稼働しています。
上流仮締切工
ダム建設の期間中、和田川の流水は天流工で施工された仮排水トンネル内を流れています。また、上流仮締切工では強度に優れ経済的なCSG工法が採用されました。