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下記の医療事故に係る訴訟案件について、裁判所から和解案が提示され、県と相手方の双方が同意する見込みとなったことから、令和4年6月議会に損害賠償額の決定について提案します。
1 病院名 県立新発田病院
2 患 者 新潟市在住の男性(死亡当時50歳代)
3 事故概要
(1) 平成30年3月、心不全の治療目的のため、他院より紹介され新発田病院に緊急入院。心不全の治療は
経過良好により、同月退院。
(2) 紹介状には膵腫瘍・膵炎の疑いで精密検査を要する旨の記載があったが、患者の状態(腎機能低下)を
考慮し、精密検査が実施されなかった。なお、主治医の異動により4月から新主治医が引き継いだ。
(3) 平成31年1月、腹痛のため患者が予約外で外来受診した際、代診医師が診察したところ、精密検査が
行われていないことに気づき、専門診療科に相談して検査を実施し、膵癌と診断された。その後速やかに
膵癌の治療を行ったものの、同年(令和元年)10月、膵癌により死亡した。
(4) 令和3年11月、患者遺族が提訴(新潟地方裁判所)。
(5) 令和4年3月、裁判所から和解案が提示され、患者遺族が同意する旨意思表示。
※ 議決後、早期に和解が成立する予定
4 損害賠償額(令和4年6月議会提案予定)
5,000,000円
県立新発田病院
事務長 阿部 健博
0254-22-3121
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