園芸研究センターでは、若木のうちから収量が多く、管理作業も容易なももの「シンプル栽培」という栽培方法を開発しました。木の骨格となる枝が1本で、同じ方向を向いているため、管理作業がしやすく、また、樹高も低いため、脚立を使わずに多くの果実を収穫することができます。
今月はじめに落葉期をむかえ、11月16日から6人で剪定作業を開始しました。シンプル栽培用の作業マニュアルに従って、作業項目ごとに剪定を行うため、経験の浅い職員でも、30分程度で1本の木を仕上げることができます。
最後に剪定した切り口に保護剤を塗り、枝を片付けて、幹に防寒資材を巻いて終了です。天候にも恵まれ15アールの畑の冬支度が3日間で完了しました。シンプル栽培は三条市や加茂市を中心に導入が進んでいます。