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第34回目となる今年は、下越や佐渡を中心に11産地から追熟を終えた食べごろの果実93点(1点当たり6果)の出品がありました。
ブライトイエロー(明るい黄色)に色づいた「ル レクチエ」が並べられた会場周辺は甘い芳香に包まれました。
審査には、園芸研究センター職員の他、多くの関係機関・団体の皆さんが協力・分担して、手際よく進められていきます。
審査は、まず果実を一つ一つ手に取り、重さを測った後、形、色、傷や病害虫被害の有無など外観品質をていねいに評価し、点数を付けていきます。
続いて、非破壊糖度計という装置を果実に当て、切ることなく糖度(甘さ)を測定していきます。
続いて、果実硬度計の円柱状の棒を果実の2か所に押し当てて果肉の硬さを測ります。
また、果肉を絞って果汁を採り、専用の装置でさらに糖度(甘さ)と酸度(すっぱさ)を測定します。
最後に、実際に試食して、香りや舌ざわり、渋み等を評価して終了です。
評価の終わった果実はこんな感じです。
なんかカワイイ・・・。
評点を集計し、最優秀賞1点、優秀賞2点、優良賞6点の他、努力賞及び奨励賞各数点が選ばれました。受賞された皆様、本当におめでとうございました。