下水処理場では微生物の働きによって汚れた水をきれいにしており、その微生物が沈殿したもの(いわゆる「下水汚泥」)が毎日発生しています。
下水汚泥には、肥料の三要素である「りん酸」や「窒素」が含まれているため、「菌体りん酸肥料※」に登録することで、肥料そのものとしての利用拡大のほか、肥料原料としての利用を目指しています。
この肥料が、より多くの方から親しみをもって利用していただけるよう「肥料名称」を募集します。
※ 菌体りん酸肥料
現⾏の「汚泥肥料」における条件に加え、年4回以上の成分分析の実施等、品質管理が徹底されることにより、肥料成分が保証できたり、他の肥料と混ぜて販売できたりするなど、様々なメリットがある肥料として新たに設けられた規格です。
募集内容
新潟県流域下水道「新潟浄化センター」及び「中越流泥処理センター」で乾燥させた下水汚泥(乾燥汚泥)をそれぞれ菌体りん酸肥料に登録申請します。
登録申請に当たり、それぞれの肥料名称を募集します。
新潟浄化センターの乾燥汚泥
下水汚泥を高温で乾燥させたものです。普通肥料として登録しており、個人農園や都市公園の花壇などで利用(※)されています。
※すでに普通肥料として利用可能ですが、菌体りん酸肥料に登録することで、保証成分の設定や肥料原料としての利用が可能になります。
【肥料成分の参考値】
窒素 6.3%、りん酸 6.6%、カリウム 0.21%
中越流泥処理センターの乾燥汚泥
下水汚泥を高温で乾燥させたものです。肥料登録はまだしていませんが、肥料成分を含んでおり、利用が期待できます。
【肥料成分の参考値】
窒素 5.8%、りん酸 5.6%、カリウム 0.21%
応募方法
応募用紙をダウンロードして、Fax、郵送又はメールでご応募ください。応募用紙は両面チラシのPDFファイル又は裏面のみ(記入面のみ)のWordファイルをご利用ください。
応募用紙の記載項目をメール本文に入力して送信していただくことも可能です。その場合は、メール1通につき、1案としてください。
募集期間
令和6年9月24日(火曜日)から令和6年11月25日(月曜日)まで
※郵送の場合は締切日消印有効とします。
※Faxまたはメールの場合は締切日17時必着とします。
応募作品
応募いただい名称は、菌体りん酸肥料の登録申請時に肥料名称として使用いたします。
選考方法
(1) 下水道課内に選考委員会を設置して、それぞれ1点を選定させていただきます。
(2) 名称に採用された方の中からそれぞれ抽選で1名様に記念品をプレゼントいたします。
当選者発表
当選された方に通知するとともに、下水道課のホームページで発表します。
ご応募・お問い合わせ先
新潟県土木部都市局 下水道課 流域下水道班
〒950‐8570新潟市中央区新光町4-1
メール:ngt160020@pref.niigata.lg.jp
電話 :025-280-5436
Fax :025-280-5268
注意事項
(1) 審査をより厳選に行うため、新潟浄化センターと中越流泥処理センターとそれぞれひとり3案までの応募とします。
(2) 応募作品は自作で未発表のものに限ります。応募情報は返却しません。
(3) 採用作品は、必要に応じひらがな、カタカナ、漢字、ローマ字などの一部を修正、変更する場合があります。
(4) 採用作品の著作権・商標権・その他一切の知的財産権は全て下水道課に帰属いたします。また、契約料や利用料等の金銭的対価をお支払いしません。
(5) 採用作品が、すでに他で使用されているものと同じ、または類似していることが判明した場合には、選考結果の発表後であっても採用を取り消すことがあります。
(6) 個人情報は厳重に管理し、当選者の発表以外の目的では使用しません。
<外部リンク>
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