【上越】県立高田特別支援学校で 「マイ・タイムライン教室」 を開催しました

新潟県では、近年の激甚化・頻発化する豪雨災害に対し、学校教育を通じて家庭や地域にマイ・タイムラインを普及し、主体的な避難行動により人命を守るため、中学生・高校生を対象としたマイ・タイムライン作成支援『新潟県マイ・タイムライン教室』の取組を実施しています。

「マイ・タイムライン」とは、洪水や土砂災害のような進行型災害が発生した際に、「いつ」、「何をするか」を整理した防災計画のことで、豪雨時に住民一人一人がとる防災行動を時系列に整理し、自ら考え命を守る避難行動のための一助とするものです。

上越地域振興局地域整備部では、このほど、新潟県立高田特別支援学校において、高等部2年生を対象に「マイ・タイムライン教室」を行いました。

・日時（1日目）令和4年10月11日火曜日　13時20分～14時00分

　　　（2日目）令和4年10月12日水曜日　13時20分～14時00分

・場所 県立高田特別支援学校（上越市寺町1）

・対象 高等部2年3組の皆さん（5名）

・内容（1日目）自分が住む地域の特徴とハザードマップを学ぶ

　　　（2日目）警戒レベルの意味や避難時の注意点を学び、マイ・タイムラインを仕上げる

「マイ・タイムライン教室」では、まずスライドにより、上越市の特徴や過去の災害、ハザードマップの見方などを学習しました。その後、警戒レベルの意味についてゲーム形式で考え、グループワークで避難前の準備、避難時の注意点、災害から身を守るために自分たちができることを話し合いました。そして、2日間の学習成果を踏まえ、各自が「マイ・タイムライン」を仕上げました。

参加した生徒の皆さんからは、「自分が住む所がどのぐらい危険なのかがハザードマップを見て分かりました。私の住むところは周りに山があって土砂崩れがあるかも知れないので、避難できるように準備したいです。」、「警戒レベルや、河川水位情報について、深く知ることができました。」、「もし災害が起きたときに何をするかを考える事が出来たので良かったです。」などの感想をいただきました。

新潟県では、今後も、一人一人が災害リスクを「我がこと」としてとらえられるよう、この「マイ・タイムライン教室」の取組を進めていきます。

「マイ・タイムライン教室」に関する相談は、下記問い合わせ先まで、お気軽にご連絡ください。

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