ページ番号を入力
本文
新潟県では、近年の激甚化・頻発化する豪雨災害に対し、学校教育を通じて家庭や地域にマイ・タイムラインを普及し、主体的な避難行動により人命を守るため、小・中・高校生を対象としたマイ・タイムライン作成支援『新潟県マイ・タイムライン教室』の取組を実施しています。
「マイ・タイムライン」とは、洪水や土砂災害のような進行型災害が発生した際に、「いつ」、「何をするか」を整理した防災計画のことで、豪雨時に住民一人一人がとる防災行動を時系列に整理し、自ら考え命を守る避難行動のための一助とするものです。
上越地域振興局地域整備部では、このほど、上越市立南本町小学校において、5年生の皆さん40名を対象に「マイ・タイムライン教室」を行いました。
・日時 令和6年11月14日木曜日 13時40分~15時25分
・場所 上越市立南本町小学校(上越市南本町)
・内容 1.自分が住む地域の特徴とハザードマップを学ぶ 2.警戒レベルの意味や避難時の注意点を学び、マイ・タイムラインを仕上げる
○マイ・タイムライン教室の様子
ハザードマップの見方や警戒レベルの意味などについて学習しました。
2時間の学習成果を踏まえ、各班がマイ・タイムラインについて発表を行いました。
参加した児童の皆さんからは、「レベルを判断して逃げなきゃダメなことを知ることができたし、生き抜く方法を知ることができてよかったです。実際に起きたら対処できるようにしたいです。」、「警戒レベルは3~4までが避難することや、私がいつ避難するか、どこに行くかということも決められて良かったです。」、「自分の家は0.5mだったので、少し安心できたけど、準備はきちんとしようと思う。」などの感想をいただきました。※児童の感想は原文のまま掲載しています。
新潟県では、今後も、一人一人が災害リスクを「我がこと」としてとらえられるよう、この「マイ・タイムライン教室」の取組を進めていきます。
「マイ・タイムライン教室」に関する相談は、下記問い合わせ先まで、お気軽にご連絡ください。