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新潟県では、近年の激甚化・頻発化する豪雨災害に対し、学校教育を通じて家庭や地域にマイ・タイムラインを普及し、主体的な避難行動により人命を守るため、小・中・高校生を対象としたマイ・タイムライン作成支援『新潟県マイ・タイムライン教室』の取組を実施しています。
「マイ・タイムライン」とは、洪水や土砂災害のような進行型災害が発生した際に、「いつ」、「何をするか」を整理した防災計画のことで、豪雨時に住民一人一人がとる防災行動を時系列に整理し、自ら考え命を守る避難行動のための一助とするものです。
上越地域振興局地域整備部では、このほど、上越市立中郷中学校において、2年生の皆さん24名を対象に「マイ・タイムライン教室」を行いました。
・日時 令和6年7月12日金曜日 10時40分~12時30分
・場所 上越市立中郷中学校(上越市中郷区)
・内容 1.自分が住む地域の特徴とハザードマップを学ぶ 2.警戒レベルの意味や避難時の注意点を学び、マイ・タイムラインを仕上げる
○マイ・タイムライン教室の様子
ハザードマップの見方や警戒レベルの意味などについて学習しました。
2時間の学習成果を踏まえ、各班がマイ・タイムラインについて発表を行いました。
参加した生徒の皆さんからは、「自然災害は自分が思っている以上に怖いものだと思いました。中郷区も危険区域に入っている場所が多くて驚いた。」、「改めて、災害がどれだけ恐ろしいものなのかを知りました。そして、災害から生き抜くために早めに避難することを意識していきたいです。」、「まず、中郷区の特徴をしり、何の災害が特に危ないのかなど分かりました。そして、災害から生き抜く方法を詳しく知ることができたので、もしもの時は実践したいです。」などの感想をいただきました。
新潟県では、今後も、一人一人が災害リスクを「我がこと」としてとらえられるよう、この「マイ・タイムライン教室」の取組を進めていきます。
「マイ・タイムライン教室」に関する相談は、下記問い合わせ先まで、お気軽にご連絡ください。