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新潟県では、近年の激甚化・頻発化する豪雨災害に対し、学校教育を通じて家庭や地域にマイ・タイムラインを普及し、主体的な避難行動により人命を守るため、小・中・高校生を対象としたマイ・タイムライン作成支援『新潟県マイ・タイムライン教室』の取組を実施しています。
「マイ・タイムライン」とは、洪水や土砂災害のような進行型災害が発生した際に、「いつ」、「何をするか」を整理した防災計画のことで、豪雨時に住民一人一人がとる防災行動を時系列に整理し、自ら考え命を守る避難行動のための一助とするものです。
上越地域振興局地域整備部では、このほど、上越市立八千浦中学校において、1,2,3年生の皆さん71名を対象に「マイ・タイムライン教室」を行いました。
・日時 令和6年7月18日木曜日 13時30分~15時20分
・場所 上越市立八千浦中学校(上越市下荒浜)
・内容 1.自分が住む地域の特徴とハザードマップを学ぶ 2.警戒レベルの意味や避難時の注意点を学び、マイ・タイムラインを仕上げる
○マイ・タイムライン教室の様子
ハザードマップの見方や警戒レベルの意味などについて学習しました。
2時間の学習成果を踏まえ、各班がマイ・タイムラインについて発表を行いました。
参加した生徒の皆さんからは、「自分の住んでいる近くはマップ上では安全になってました。ですが、本当に安全なの・・・?と思いました。マップが全てではないし、自分にできることをやっていきたいと思いました。」、「上越市がどんな形なのかなど、普段聞かないことを聞けて、とても面白かったです。」、「災害にはたくさんの種類があって、いつどんなことが起きても対応できるように日頃から防災グッズを揃えておきたいと思った。」などの感想をいただきました。
新潟県では、今後も、一人一人が災害リスクを「我がこと」としてとらえられるよう、この「マイ・タイムライン教室」の取組を進めていきます。
「マイ・タイムライン教室」に関する相談は、下記問い合わせ先まで、お気軽にご連絡ください。