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4月30日、県立有恒高校1年生の皆さんに、地すべり資料館で防災講座を行いました。
生徒さんたちは、学校から歩いて(!)地すべり資料館まで来てくれました。(学校遠足とはいえ、ありがとうございます。)
入館に際しては、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策として、まず手指の消毒をしていただきました。
肝心の防災講座については、はじめに「地すべり博士」から、上越市の地形の成り立ち、地すべりが多い理由、この地に地すべり資料館ができた理由、9年ほど前に板倉区内で発生した国川地すべり、などについて説明がありました。
※なお感染症対策として、生徒の皆さんにはマスクを着用の上、他の方と一定の距離を保って着席していただきました。
次に様々な自然災害や、災害から命を守る方法について、映像を通して学習しました。
2階の「実験の部屋」では、「液状化実験」を行いました。
生徒さんたちは、振動によって模型の中の地面が水浸しになる様子に驚くなど、実験を楽しんでくれたようです。
そのあと生徒さんたちは、「伝説の部屋」で、地すべりを止めるために人柱になった、旅のお坊さんのアニメ(DVD)を鑑賞し、最後に「人柱供養堂」をお参りしました。
(※密にならないよう、入館者数を少人数づつに絞って入館しました。)
一連の防災講座を、生徒さんたちは楽しんでくれたようです。
(ちなみに生徒さんたちは、このあと資料館よりもさらに標高の高いところにある、山寺薬師まで遠足したとのことです。(ご苦労様でした。))
妙高砂防事務所では、地すべり資料館(板倉区猿供養寺)を利用して、「自分の命は自分で守る」ための防災教室を開催しています。災害や対策工事についての展示、模型を用いた実験などにより、自然災害について分かりやすく学ぶことができます。ぜひご利用ください!
地すべり資料館のページはこちら!