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新潟県内では、住宅・建築物が雪下ろしを行われないなど危険な状態で放置されることにより、近隣住民が不安に感じたり、屋根雪の重みで建物が倒壊に至るなどの事案が例年発生しています。
住宅・建築物の所有者・管理者等の皆さまにおかれましては、次の点に注意して、雪害防止に努めていただくようにお知らせします。
木造住宅の場合、雪下ろしの目安は、一般に「ふすまや障子などの屋内建具の開閉がスムーズでなくなったとき」と言われています。
また、出入口などに「積雪表示板」がある建築物は、その設計積雪量が雪下ろしの目安になります。
設計積雪量には、雪の平均密度が300kg/立法メートル(雪が1m積もった時の屋根面積1平方メートルあたり300kg)として、耐えられる雪の深さが表示してありますが、雪が降り積もった後に雨が降ると、雨の影響で密度の重い雪になり、見た目の積雪が少なくても重量が増している場合があります。
万が一の災害を防止する観点からも、早めの雪下ろしを心掛けましょう。
なお、建物に異常を感じた場合には、建築士等の専門家に見てもらうようにしてください。
(参考)空き家住宅・建築物の屋根雪管理に心掛けましょう(PDF形式 271キロバイト)
旅館、老人ホーム、病院、大規模店舗など、多数の人が出入りする建築物には、災害時の避難や被害拡大防止のための非常階段、避難口などの設備が備わっています。
建築物の所有者等は、それらの設備が、積雪により塞がれたり、開閉が妨げられることがないように除雪を行うなど、建築物の適切な維持管理に努めましょう。
雪下ろしや除雪作業は危険な作業で、雪下ろしや除雪作業に伴う死傷事故が、毎年多く発生しています。
特に、屋根の雪下ろしは、足下が滑りやすい場合があるため、できるだけ落下防止用の命綱等を着用し、一人では雪下ろしを行わないようにお願いします。
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