村上地域では、やわ肌ねぎでの園芸1億円拡大産地の育成に取り組んでおり、ねぎの新規導入・拡大を目的として、ねぎを新規に導入した人や栽培経験の浅い人、今後導入を検討している人等を対象に、栽培の基礎知識と実践的な技術の習得を図る場として園芸参入塾(ねぎコース)を年間5回で行っています。
9月14日に開催した第4回の参入塾は村上市中原の塾長宅で開催し、生産者及びJA職員の計8名が参加しました。ねぎの最終土寄せや病害虫防除、出荷規格について学んだ後、塾長より出荷調製作業のポイントや選別の注意点等について指導を受けました。塾生は塾長が準備した規格外品(病害虫や根の切りすぎ等)のねぎのサンプルを実際に確認したり、疑問点について質問する等、活発に情報交換を行い、理解を深めていました。
次回は、出荷終了後の1月に作柄検討、および育苗について研修を行う予定です。
塾長よりねぎの選別のポイントについて学ぶ塾生。
ねぎの結束や箱詰めのコツも教わりました。