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【長岡】キャンプ場管理者等の情報交換会 (第2回)を開催しました

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0652097 更新日:2024年3月26日更新

新潟県の地域振興局では、自然豊かなアウトドアフィールドを活かし、「キャンプといえば、やっぱ新潟でしょ!」と言われることを目標に、アウトドアの魅力を県内外にアピールする「にいがたキャンプ市場活性化プロジェクト」を連携して進めています。

プロジェクトの取組として、令和6(2024)年3月12日(火)にWEST長岡店を会場に、「キャンプ場管理者等の情報交換会(第2回)」を、一般社団法人 新潟県アウトドア協会と連携して開催しました。

昨年初めて開催したこの情報交換会が、満足度100%で大好評だったことから、今回2回目の開催を企画しました。

参加者は総勢79名と会場いっぱいになりました。参加者の内訳は以下のとおりです。

・自治体等の担当者                    20名
・キャンプ場の管理者(民間の事業者及び指定管理者)    25名
・企業等(アウトドア関連事業者、メディア等)        8名
・教育機関                       4名
・WEST                       4名
・新潟県アウトドア協会                 2名
・県・地域振興局                   16名

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当日は、NSTテレビの取材を受けました。下記リンクをクリックしご覧ください。


【NST】2024.03.12放送
​アウトドアの魅力アピールへ!キャンプ場管理者の“悩み”にアドバイス「できることリスト作って」

https://news.nsttv.com/post/20240312-00000011-nst/<外部リンク>

1 にいがたキャンプ市場活性化プロジェクトの取組紹介

新潟県 長岡・柏崎地域振興局 地域振興監 髙木 信行
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「キャンプといえば、やっぱ新潟でしょ!」と言われることを目指して取り組んでいます。

キャンプ場等を会場に外遊びとフードを組み合わせたアウトドアイベント「ソトアソビソトゴハン」をこれまでに会場を変えながら4回開催しました。施設管理者からは、認知度が高まったとの声をいただき、喜ばれています。

子ども向けアウトドア体験プログラム「24サバイバルキャンプ」は、WESTと連携して開発したプログラムを県内3か所のキャンプ場で開催しました(越後丘陵公園は残念ながら大雨で中止)。とても人気のプログラムで、毎回定員超過となり参加者は抽選させていただきました。今年も引き続き開催していく予定です。

ほかにも様々な取組を展開しています。詳しくはホームページ(https://www.pref.niigata.lg.jp/sec/nagaoka_kikaku/niigata-camp-project.html)をご覧ください。
これからも新潟のキャンプ・アウトドアの露出を増やしていきます。応援よろしくお願いします。

 

新潟県 地域おこし協力隊(アウトドアによる誘客促進) 長島 遼平
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新潟県全域を対象に、アウトドア分野の経験を深めながら、キャンプ場などの取材をし、体験レポートという形で発信させていただいております。

キャンプ場の特色もありますし、キャンプ場を起点に、どんな遊び方、どんな楽しいことがあるのか、アクティビティーも含めて開拓し、私が体験レポーターとして、実際に取材にあたり、撮影・PR活動をしていきます。皆様のPRを是非させていただき、キャンプ場施設の認知度向上に向けて精一杯取り組んで参ります。

前職では英語教師をしていました。その英語を活かして、インバウンドにも対応できるように取り組んでいきます。皆様のPRだったりとか、何か現場での業務に関して、私にできることがあれば、ご連絡ください。ぜひよろしくお願いいたします。

2 新潟県アウトドア協会による情報提供

 一般社団法人 新潟県アウトドア協会 代表理事 紫竹 陽介
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県内のアウトドアメーカーが一緒になって、一般社団法人を作りました。今日はキャンプ場も一緒に取り組みましょう!というお誘いです。

新潟県アウトドア協会は、県や観光協会など、色んなところとの協力がすでに始まっています。さらにメディアパートナーとの連携もあります。皆さんが何か新しいことをやって、それをPRしようというときは、協会経由で発信できます。これは非常に画期的なことだと思います。

協会は、「ものづくり」「フィールド」「まなび」「ガイド」「専門店」の5つの分科会に分かれています。

スキー場、公園、川、海も含めて、色々なフィールドで集まろうというのがフィールド分科会。ここにキャンプ場が含まれます。みんなのアイディアを持ち寄り、集まって話しましょう。

 

<ゲストスピーカーによるお話>
民間キャンプ場の管理者をゲストに招き、WEST加藤氏が進行役となってお話をお聞きしました。

株式会社 良品計画 ソーシャルグッド事業部
無印良品津南キャンプ場 支配人 石田 政臣 氏
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石田氏は支配人歴17年で、この集まりで最年長。無印良品キャンプ場は国内に3つあり、横の連携が取れることが特徴。津南キャンプ場は、例年5月の3週目ぐらいにオープン予定で、関東からのお客様が多いとのこと。

その他、体験の提供方法、提供者のリサーチから依頼方法、人材を確保する手法などについて、経験談をお聞きしました。

 

無印良品津南キャンプ場のホームページはこちら
https://www.muji.net/camp/tsunan/<外部リンク>

 

株式会社 スノーピーク 営業本部
HEADQUARTERS課 マネージャー 内藤 あさ美 氏
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HEADQUARTERS Campfieldの利用組数は昨年を超えた。

冬キャンプについて。今年は少雪だったので、雪上でキャンプしたいという方は、他に行ったが、年越しキャンプは上限となる80組が利用した。ちょっとチャレンジしてみたいというキャンプ初心者のお客様もいて、2月は前年を超える利用があった。雪上アクティビティのスノーラフティングが好評で、一度経験した人がまた来てくれる子どもし、子どもがやりたいと言って来てくれる。

今シーズンは、アウトドアに不安がある方に対して、少しライトなイベントを開催して、お客様の集客を図っていく。

 

スノーピークHEADQUARTERS Campfieldのホームページはこちら
https://www.snowpeak.co.jp/locations/hq/?_ga=2.164370047.1731448901.1658455334-1926850962.1578631357&_gl=1*pypy5v*_ga*MTkyNjg1MDk2Mi4xNTc4NjMxMzU3*_ga_8NNY0412XK*MTY1ODQ1NTY0Ny4xNC4xLjE2NTg0NTU2NDcuNjA<外部リンク>

 

(参考)スノーラフティング in HQ
https://sbs.snowpeak.co.jp/headquarters/archive/20230102-007168.html<外部リンク>

3 意見交換タイム​

キャンプ場管理者が抱える悩みや課題について、グループごとに情報交換しました。

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<情報交換で出された意見等の一部紹介>

課題や悩み

  • トイレの洋式化について。(要望あるが定期修繕も必要で、費用面が課題。)
  • 施設の老朽化で、財源がない状態で和式のトイレが洋式トイレに変更できないので意見を聞きたい。施設全体の老朽化が激しい、水道管等の施設を聞きたい。(Ans.どこの市町村も同じ課題。)
  • 魅力の伝え方。
  • キャンプ場の認知度向上のために効果的な施策はないか? YouTubeなどは指定管理者がやってくれているが…
  • 遊びの提案。たくさんの遊びを伝えたい。アクティビティ+キャンプ。
  • 体験メニューとして、ここならではの独自性の確保がポイント。
  • 指定管理者を担当している部署とプロモーションを担当している部署が別。縦割りの弊害。
  • 酷暑の夏の利用。
  • 飲食で収益が上がらない。以前はバーベキューが人気だったが…
  • 犬を連れてくるのはNGにしているが…他のところは?(Ans.条件付きでOKにしているが、お客様の常識の範囲で対応をお願いしている。他のお客様のクレームはない。/熊が出るから、逆に犬がいると安心というところもある。/専用のドッグサイトがある。)
  • ハンモックの使用は?(Ans.木が低くて張れない。/自転車旅はハンモックで寝泊まりしてる人が増えている。/八ヶ岳のある山小屋ではキャンプのキャパが少なくハンモックサイトを作る取り組みをしている。)
  • 〇〇オートキャンプ場は年間2万人が利用しているが、キャンプを楽しんだ後、地域を回遊してもらえない。工夫していることや、意見はあるか?(Ans.管理スタッフを通して口頭で案内するレベル。県外にはキャンプ場と地域の飲食店、道の駅と連携したスタンプラリーを導入事例も。/キャンプをきっかけにして地域の魅力を発見してもらいたい。)
  • 地域との協働性は?(Ans. 管理者が地域に寄り添うことが必要だ。/集落に必要とされる人になるのが大切。)
  • 市町村観光協会にキャンプ場を問い合わせても、キャンプ場を紹介されるだけ…。自治体とキャンプ場の連携があると良いと思う。雪とか通行止めだと観光協会ではなく土木の部署になり、ワンストップで情報を入手できない。
  • トイレの害虫問題(カメムシ、コウモリなど)どうしている?(Ans.スプレー、忌避剤のガムテープ使用。カメムシで利用客減に繋がるので対策したい。ペットボトルを切ったもので掬うことをしたら子供が喜んでやっていた。事前の周知が必要。)
  • メーカー、販売店、キャンプ場「三方良し」はどうすれば?
  • 販売を増やすには?
  • キャンプとしては新潟でしょ」を広めるために行政ができることは?
  • 災害対策どうしている?
  • 利用者への教育はどうしている?
  • 無料施設で利用が多くあるが、無料施設であるがいえマナーが悪くなる。無料化部分を有料化の検討を行っているが、施設整備等を実施しないといけない。既存の施設で使えるところを利用して、施設名称とかを工夫する。
  • 利用料金の値上げ、キャンセル料などをしたいがどのようにしてる?議会の説明等。
  • 体験について。(まずはスタンプラリーやネイチャーハイクから、アウトドアビンゴが手軽。)
  • キャンプ場があることのメリットを市民に説明すると?(Ans.土地活用、子供達の遊び場として会場を開放。/マリンスポーツの利用客減少に伴ってキャンプ場になった。/市民にはデイキャンプ利用、割引。/外部向けには泊まりのキャンプを提供。)
  • 元々が防災用の公園、防災の体験イベントなどはできるのか?(無印のノウハウがある。)
  • 温泉併設だが、施設の維持管理経費がかかっている。
  • 外部から来るとどれだけお金を落としているのか?(Ans.土地は賃貸でお金を落とす。/シャワーしかないので地元の温泉にお金が落ちる。→地元の施設の情報をホームページに載せる。)
  • 指定管理者をどう募るか。(Ans.事前準備として規定を設ける、興味がある人にやってもらい、収益をあげていけるかどうか明確にしておく。)
  • 利用料金について。(Ans.条例で定められた範囲内で設定。/レンタルやアクティビティなどは条例範囲外。→自主採算設定。)
  • 施設を上手く管理して活動するために必要なこと。(Ans.同じ方向性の確認と運用方法、教育指導、コミュニケーション、パイプ役づくり。(施設に関わる有力者との関係性を深める。))

 

提案意見

  • 地域のおいしい食材、興味深いアクティビティをインスタグラムなどで発信する。
  • キャンプのユーチューバーなどを通して発信する。
  • レンタルや出展イベントがキャンプ場であると、かなり興味関心を寄せるだろう。
  • 設備の充実で「宿泊施設」としてのハードルを下げる。
  • キャンプ場の採算性向上が必要。
  • キャンプ場でできることを開示することが大切。お客様を増やすことにもつながる。
  • 安全管理について。(公園管理運営者、熊対策、電気柵には消極的なキャンプ場が多数、モスキート音の装置、安全に関する装置の導入の補助があると良い。)
  • 地元のコンテンツに合わせる。(Ans.長岡花火プランなど。)

 

情報提供

  • 団体売り上げは伸びた。小・中学校からの依頼で日帰りのバーベキュープランが人気。
  • 新入社員向けの懇親会や研修にバーベキューを利用する法人が増えた。
  • 一般よりも団体に注力した方が売り上げが見込める。
  • 近隣の学校に声がけ。また、旅行会社を通じてPRしている。
  • 受け入れ人数に応じてスタッフの負担が増える。
  • 事業者は、キャンプギアを使ったアクティビティを提案する冊子を作成して配布。
  • 福山峠のキャンプ場は、うるさくないプライベート感がウリ、コアなファンが多い。
  • 利用ピークになりがちな夏休み中の利用数はあまり多くない。
  • 天気悪いと、自分でもってきたテントを使わず、あえてレンタル利用が増える。
  • ビギナー向け、ファミリー向けキャンプ場の利用傾向か。
  • ソロキャンプの利用、グッズ販売が伸びている。
  • ウォーターアクティビティについて(去年の夏は暑くて池の水が無くなった。/池のアクティビティは人気だが…/池のアクティビティを実施中。イーボート2艇運行。稼働率が落ちることもある。指導員資格。サップバイク水上自転車も導入予定。/人材不足、ノウハウを持つ人がいない。水質も良くない。)
  • キャンプのはしりは、大学の中?
  • 銀山平。奥只見ダムを活用中。万年雪もある。30分歩き。サバイバルキャンプも。防災食食べる体験教室。山奥すぎて、釣りとか紅葉とかのシーズンに合わない。
  • キャンプ場ではなく公園のため、公園として体験プログラム提供。近隣の人はあまり来ない。

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4 交流会

ドリンクを飲みながら、リラックスした雰囲気でフリートークしました。

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<参加者アンケート結果>

参加者アンケート結果から、以下の結果が得られました。

  • キャンプ場関係者同士で意見交換する機会は貴重で有意義。
  • 意見交換で同じ悩みを共有し、解決へのヒントを得た。
  • 新潟県アウトドア協会の活動に期待。
  • 発想の転換で課題解決できる可能性を感じた。

 

アンケート結果の詳細は、下記PDFをご覧ください。
キャンプ場管理者等の情報交換会0312参加者アンケート(集計結果) [PDFファイル/579KB]

 

(参考資料)
申込み時のアンケートでいただいたコメント一覧 [PDFファイル/310KB]

 

<まとめ>
今回、2回目となる「キャンプ場管理者等の情報交換会」を開催しました。前回に続き、アンケート結果は極めて好評でした。

参加人数に比して会場が狭かったのが申し訳なかったですが、とても活気のある場となりました。キャンプ場の管理者同士の横のつながりは、なくてはならない、とても貴重な機会であることを改めて確認しました。

今回の開催結果を受けて、来年も「キャンプ場管理者等の情報交換会」を開催したいと考えていますので、ご期待ください。

 


(一般社団法人 新潟県アウトドア協会)
第2回 キャンプ場管理者等の情報交換会を開催しました 
https://niigataoutdoor.or.jp/2024/03/19/__trashed/<外部リンク>

 

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