提案ツアーについて、旅行会社の皆様から「マリアージュランチで女性客を取り込めるのが良い」などの評価をいただきました。今後はツアーの商品化に向けた取組を進めていきます。
長岡地域振興局では、『河井継之助と酒をめぐる旅』の旅行商品化を目指して、令和3年7月29日(木曜日)に長岡市摂田屋にある酒ミュージアム「醸蔵」にて、旅行会社様向けにツアー企画を提案するセミナーを開催しました。セミナーには、県内の旅行業者や観光協会など7名の方からご参加いただきました。
セミナーの冒頭、映画『峠 最後のサムライ』の2022年公開を前に、「河井継之助」と「地酒」を組み合わせたツアーを提案する今回の取組の趣旨等について、県地域振興局の職員から説明しました。
酒ミュージアム 「醸蔵」
吉乃川(株) 経営戦略部課長の横本昌之氏からは、江戸時代の長岡藩の紹介や、幕末の人物の中で「河井継之助」に思いを馳せる理由、継之助の国家観や世界観についてもお話をしていただきました。
横本氏のミニ講演
『新潟発R』の編集長で、新潟の日本酒や酒蔵に詳しい髙橋真理子氏からは、「河井継之助と酒をめぐる旅」と題して、歴史と酒をテーマに地域を巡りながら魅力的な人々に出会いつつ、ツアー限定の〈地酒と食のマリアージュ〉を楽しめる4つの日帰りプランの提案をしていただきました。
髙橋氏のプラン説明
意見交換では、旅行会社の皆様者からツアーの実現に向けた活発な意見が出されました。
〈主な意見〉
・個人ではなかなか楽しめないコンテンツをバスツアーに盛り込めれば、選ばれる。
・ツアーでお酒を飲むことについては、新型コロナで厳しい部分もあるが、対策をクリアして、旅行先からの協力がどの程度得られるかが鍵。
・マリアージュランチが入ることで女性客を取り込めるのが良い。
・日帰りだとお昼に何が出るかが重要。高くてもいいがそれに見合った内容が必要。
〈アンケート結果〉
主な意見や感想として、
・話が面白く、他の旅行代理店の方ともお話出来て良い機会になった。
・歴史的な背景を押さえておくことの重要性を改めて実感した。
・旅行単価の設定から、歴史に興味のある層と飲食に興味のある層にどうアピールして集客するかが鍵。
・ツアープラン個々のコンセプトが、明確でわかりやすかった。
・女性目線のコース設定が良い。
今後、ツアーの商品化を希望する旅行会社様に対し、ツアーの実現に向けた関係者との調整やPR等で協力していきます。
<外部リンク>
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