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新型コロナ感染防止対策として、人と人がお互いに距離をとる工夫が求められています。果樹園では、果樹専攻生が実習する際、距離をとる意識を高めるための工夫を行っています。
例えば、日本なしの最新の仕立て法のジョイント栽培では樹と樹の植栽間隔が約2メートル、桃や柿では5メートル以上、ぶどうやキウイフルーツでは2~7メートルです。また、同一の樹で作業をする場合でも、骨格枝となる大きな枝が2~3本分岐し伸びており、大きな枝ごとに作業をすれば2~5メートルの距離を確保することが可能です。
実習では原則マスク着用です。しかし、今後気温が高くなり、作業中の熱中症の危険性が懸念されます。そんな時には学生の体調を配慮し、マスク着用を止め、感染防止のための距離を確保して作業を行っています。果樹園では、ちょっとした工夫で人との距離を確保することが可能です。
【写真1】日本なしジョイント栽培で摘果作業(樹の間隔約2メートル)
【写真2】キウイフルーツの摘蕾作業(植栽間隔約2~4メートル)
【写真3】ハウスぶどうの新梢誘引作業(植栽間隔2~7メートル)
【写真4】桃の摘果作業(植栽間隔5メートル以上)